Steamミニマル都市建設ゲーム『The Block』12月16日発売へ。雰囲気良しなリラックスシンプル都市づくり

パブリッシャーのFuture Friends Gamesは11月28日、『The Block』を現地時間12月16日に発売すると発表した。タイル状のマップに次々とオブジェクトを並べていく、シンプルな都市建設ゲームだ。

パブリッシャーのFuture Friends Gamesは11月28日、『The Block』を現地時間12月16日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamストアページ表記によると、日本時間では12月17日に発売予定。

『The Block』は、シンプルな都市建設ゲームだ。タイル状のマップに、大小さまざまな建物や、樹木、電柱といったオブジェクトを敷き詰めていく。スコアや目標は存在せず、すべてのタイルにものを配置すれば1ゲームが完了する。背景や建物の形といった配置できるオブジェクトはランダムとなる。ただし、出てきたオブジェクトが気に入らない場合は、目当てのものが出るまで引き直すことも可能だ。

Steamストアページでは制限時間付きのデモ版が配信されている。デモ版ではMサイズ(7タイル×7タイル)のマップのみプレイ可能。製品版ではXSからXLまで、5段階のマップサイズが登場するようだ。ゲームは中心の1タイルに、ランダムなオブジェクトが配置された状態から開始。オブジェクトは隣接するタイルにしか配置できない。深く考えすぎず、流れに身を任せて都市を形作っていこう。


本作を手がけるのは、ゲーム開発者のPaul Schnepf氏。ドイツのインディースタジオGrizzly Gamesの設立に携わり、同スタジオ発の『Islanders』や『Superflight』といった高評価作品の開発に参加していた。個人開発者としては、過去にスケートボードゲーム『The Ramp』をリリース。同作も、アンロック要素やミッションが存在しないシンプルなシステムが特徴であった。Steamユーザーレビューにおいては、96%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。プレイヤーが自分で遊びを作っていく、シンプルながらも奥深いゲームプレイが評価を受けている。

『The Block』については、「デジタル玩具」として設計されているとのこと。デモ版を遊ぶ限り、気の向くままに配置していても、いつの間にかプレイヤーが自分なりの目標やルールを決めて並べたくなるゲームとなっている。プレイヤーが自分で遊びを作っていく過去作のエッセンスは、本作にも受け継がれているのだろう。

本作のデモ版は正式発表時に配信が開始され、当時はリリース日が今年の夏に予定されていた。このたび予定から遅れていたリリース日が、改めて12月16日と発表された格好だ。開発者はデモ版の公開以来、本作の手直しを続けていたとのこと。結果的にかなり満足のいく出来になったそうだ。また製品版は低価格ながら良い雰囲気(low on price and high on vibes)のゲームになっているとの自負が伝えられている。満を持して登場する製品版を楽しみにしよう。


『The Block』はPC(Steam)向けに、日本時間12月17日発売予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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