Re-Logicは9月22日、『テラリア』のバージョン1.4.4「Labor of Love」を現地時間9月28日に配信予定であると発表した。PC(Steam)および海外コンソール/モバイル向けに同時配信される見込み。
『テラリア』は、破壊/設置可能なブロックで構築された世界を舞台にした、サンドボックス型の2Dアクションゲーム。PCだけでなく、コンソールやモバイル向けにも配信されている。プレイヤーは目に見えるオブジェクトのほとんどを破壊可能。地表にある木を斧で伐採したり、地面を掘り進み石をツルハシで破壊しながら、探索を進めていく。手に入れた物資を活用して、家や拠点を作ったり、施設を使って装備やアイテムを作成することも可能だ。また、クラフトだけでなく充実した戦闘要素も本作の持ち味である。
本作は2011年にリリースされたタイトルだ。これまで数々のアップデートを重ね、ボリュームを増し続けてきた。2020年には、最終アップデートとして大型アップデート1.4「Journey’s End」を配信。しかしその後、「Journey’s Actual end」と称して1.4.1アップデートが配信された。さらに、昨年になってからは『Don’t Starve Together』とのコラボコンテンツがゲーム内に追加された。そしてこの度「Labor of Love」が配信される。なお同アップデートについては最後の配信となるとは公言されていない。
「Labor of Love」では、リプレイ性を高める多岐にわたるバランス調整が実施されることが発表されており、いくつかの新要素も追加予定だ。装備のロードアウト(プリセット機能)のほか、建築の自由度を高める新アイテムRubblemakerなどが登場する見込み(関連記事1、関連記事2)。より遊びやすく、末永く本作をプレイできる要素となりそうだ。
なお「Labor of Love」はすべてのプラットフォームで同時配信されることが伝えられていた。特に問題が起きなければ9月28日にはPC(Steam)版だけでなく、海外向けにはコンソール/モバイル向けにも同時配信となる見込みだ。スパイク・チュンソフトが展開している国内向けコンソール/モバイル向け『テラリア』への配信も期待されるところだろう。
なお「Labor of Love」の後のアップデート予定は、現時点では明かされていない。Re-Logicにてビジネス戦略責任者を担当するTed Murphy氏は今回が「『テラリア』最後のアップデートになる」とは言わなかったそうだ(関連記事)。あわせてMurphy氏は「『テラリア』は活気に満ちており、歩みを止めることないだろう」と示唆。“最終アップデート”に向けた開発は今後も続くのかもしれない。
『テラリア』のバージョン1.4.4「Labor of Love」は、PC(Steam)および海外コンソール/モバイル向けに9月28日配信予定だ。