Steam基本プレイ無料『空気読み。オンライン』に待望のプライベートマッチング機能が実装。いよいよ友達同士でも空気が読めるように

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ジー・モードは8月1日、Steamで早期アクセス中の『空気読み。オンライン』の大型アップデートを実施した。本アップデートで待望の新機能であるプライベートマッチングが実装となった。

『空気読み。』シリーズは2008年にiモード向けアプリとして配信開始され、それを皮切りにさまざまなプラットフォームでリリースされている。いろいろな状況下においてうまく空気が読めるかどうかに、挑戦するゲームだ。そのお題の内容とビジュアルのシュールさ、そしてシステムのわかりやすさにより、 近年はVTuberやストリーマーにも人気がある作品だ。


シリーズ最新作『空気読み。オンライン』は、6月20日よりSteamにて無料早期アクセス開始。その名のとおり、シリーズで初めて世界中のプレイヤーとオンラインで空気を読めるようになった。オンラインではランダムマッチングにより一緒に空気を読むプレイヤーが集まり、3つの問題に挑戦する。もっとも空気が読めた「空気読めてるプレイヤーNo.1」を、参加したプレイヤーの投票で決める 。また、ゲームをプレイするほどプレイヤーのランクがアップ。その報酬で得たゲーム内マネーを使う、もしくは課金をすることで、プレイヤーキャラである「お前」のアバターをカスタマイズできる要素もある。いずれもオンライン化を意識したシステムだろう。

しかし、Steamのユーザーレビューではその内容に賛否が挙がっている。好意的な意見としては、空気の読み方で世界中の人々との文化の違いを感じられるという点が多い。これまで基本的には1人でプレイしていた『空気読み。』に新しい楽しみ方がもたらされたということだろう。


その一方で、オンラインゲームであるがゆえに、「ほかのプレイヤーとの呼吸が合わず面白くない」との指摘が相次いでいた。プレイヤー同士の投票で勝敗が決まる点を含めて、出会うプレイヤー次第でその体験が変化していた。本作は早期アクセス配信時点でランダムマッチしか実装されていない関係で、見知らぬ人々とのオンラインプレイについて賛否が分かれていたわけだ。そもそもとして、ゲーム構造として曖昧なことが多いゆえに、身内と勝敗を気にせず遊ぶことが楽しい部類のゲームであるだろう。そうした背景もあり、プライベートマッチが望まれていたわけだ。

そんな『空気読み。オンライン』に、早期アクセス開始時から要望が挙がっていたプライベートマッチングが本日8月1日、ついに実装された。ログインボーナスとして入手できる「ルームチケット」を使用することで、自分がルームマスターの専用ルームが設置できるようだ。設置したルームは24時間有効となる。最大7人までのマッチングが可能で、仲間内でボイスチャットを利用して話しながらそれぞれの空気読みをすることも新たな楽しみ方となるだろう。問題とされている要素の解決につながるか、注目されるところだ。


なお、ログインボーナスのルームチケットについては、毎日無償配布するという。最大5枚まで所持可能である。こうした点も、ソーシャルゲームとして開発されている本作ならではのシステムだろう。そのほか、参加人数に応じた投票時間の調整や、マッチング画面でのプレイヤーランクの表示など、細かい調整が実施されている。

『空気読み。オンライン』はSteamにて無料で早期アクセス配信中。プレイヤーキャラのアバターなどには課金要素が用意されている。 まずは気軽にプレイを始めてほしい。



※ The English version of this article is available here

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