ホラーアクション『ロリポップチェーンソー』が“復活”へ。プロデューサーを務めた安田善巳氏が、発売10周年に合わせてコメント


株式会社Dragami Gamesの代表・安田善巳氏は6月15日、ホラーアクションゲーム『ロリポップチェーンソー』を復活させると、自身のTwitterアカウントにて発言した。
 

 
『ロリポップチェーンソー(LOLLIPOP CHAINSAW)』は、2012年にPS3/Xbox 360向けに発売されたホラーアクションゲーム。『ノーモア★ヒーローズ』シリーズなどで知られるグラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一氏がディレクターを務め、同スタジオが開発を担当。安田氏はプロデューサーとしてプロジェクトを率いた。

本作では、ゾンビハンターの末裔であるジュリエットが、アメリカ西海岸にあるハイスクールを舞台に、ゾンビになってしまった同級生たちと戦う。ジュリエットは、本作のタイトルにもあるチェーンソーを武器とし、ゾンビに噛まれ首だけになってしまったボーイフレンドのニックとともに、チアリーディングでならした軽快なアクションでゾンビを葬り去っていく。須田氏の作品らしい、ユーモアを織り交ぜた展開が魅力となっている。
 

 
前出の安田氏は角川ゲームスの代表取締役社長を務めていた人物であり、今年5月に独立してDragami Games(ドラガミゲームス)を設立。角川ゲームスの一部事業を会社分割により承継しており、角川ゲームスから販売された『ロリポップチェーンソー』のIPも譲り受けているようだ。

本作は、海外ではワーナー・ブラザースが販売を担当し、当時国内外で大々的なプロモーションを展開。今年はちょうど発売10周年ということもあり、須田氏や、ジュリエットの公式コスプレイヤーを務めたJessica Nigri氏、そして本作のシナリオを手がけた映画監督のJames Gunn氏らが、当時の思い出を振り返っている。
 

 
今回の安田氏の発言も、本作の10周年に合わせてのものだろう。もっとも、同氏のいう“復活”が何を意味しているのかは現時点でははっきりしない。『ロリポップチェーンソー』のリメイク・リマスター版をリリースする計画があるのか、あるいは続編開発をおこなうのか。また須田氏はその復活に関与しているのかどうか。安田氏は「楽しみに待っていてください…!!!」と述べており、続報に注目が集まる。



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