夜道探索ホラー『夜廻三』発表、PlayStation 4/Nintendo Switch向けに2022年4月21日発売へ。 まぶたの裏で、君が死ぬ

 

日本一ソフトウェアは12月16日『夜廻三』を発表し、2022年4月21日に発売すると告知した。対応プラットフォームはPlayStation 4/Nintendo Switch。価格は税込7678円。発表にあわせて、ティザームービーが公開されている。

『夜廻三』は、お化けの徘徊する夜の街を探索する、夜道探索アクションゲーム。日本一ソフトウェアの手がける、『夜廻』シリーズの最新作である。日本一ソフトウェアは2021年10月より『夜廻』六周年記念企画と題して、お化けの人気投票や新規描き下ろしグッズの発売など、シリーズの新展開を思わせる施策をおこなっていた。また12月13日からは、時計が表示されたカウントダウンサイトを公開し、何らかの公開を予告していたが、本作のティザーだったというわけだ。

公開されたティザームービーなどでは、どこかレトロな日本の夜の街を背景に、カメラを背負った少女の姿が確認できる。本作の登場キャラクターやストーリーについては明かされていないものの「まぶたの裏で、君が死ぬ」という、思わせぶりなキャッチフレーズが印象的だ。またティザーサイト内では、本作のスタッフが一部公開されている。本作のディレクターは、『探偵撲滅』でもディレクターを務めた廣瀬宗則氏が担当。『夜廻』シリーズのディレクターを務めてきた溝上侑氏は、キャラクターデザインとして参加しているようだ。


シリーズの1作目『夜廻』は、2015年10月にPlayStation Vita向けとして発売された、夜の街を少女が探索するゲームだ。ある日、幼い少女が飼い犬と散歩をしていたところ、ちょっとした弾みから事故が発生。飼い犬は、リードを残してどこかへといなくなってしまった。また少女の姉も、犬を探すため街へ繰り出し、行方不明になってしまう。主人公の少女は、姉と犬を探すため夜の街へ出発。不気味な夜の世界や、少女がおばけと対峙する姿が描かれていた。

またシリーズ2作目『深夜廻』は、PlayStation 4/PlayStation Vita向けソフトとして2017年8月にリリース。同作では2人の少女を主人公に、1作目『夜廻』とは違う夜の街を舞台にした物語が展開されていた。『夜廻』シリーズでは、お化けの徘徊する夜の街や、主人公が少女であることなどは共通しており、本作でもそうした点は引き継がれていることだろう。

夜廻三』は、PlayStation 4/Nintendo Switch用ソフトとして、2022年4月21日に発売予定。通常価格は7678円だ。またNippon1.jpショップでは、『夜廻』シリーズのサウンドトラックDCDやアートブック、ピンバッジなどが付属した限定版が予約受付中。価格は、税込2万2000円となっている。