自動化工場街シム『Factory Town』正式リリース&半額セール。ワーカーへの指示を使いこなし、カンペキな効率化を目指そう

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個人デベロッパーのErik Asmussen氏は11月18日、『Factory Town』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC/Mac(Steam)。現在セールを実施中で、通常価格2050円のところ、11月25日まで50%オフの1025円で入手できる。 
 

 
『Factory Town』は、自動化をテーマにした工業都市建設シミュレーションゲームだ。まずは、少数の労働者たちとともに周囲の資源を集めるところからスタート。労働者には、クリック&ドラッグで「何をピックアップするか」「どこへ運ぶか」といった指示を出すことが可能だ。集めた素材を製造施設に送り込めば、価値のある製品へと作り変えることができる。製造物を売り出して獲得した収入は、研究へと投資。新たな自動化機械や輸送手段などをアンロックするのだ。また、必要に応じて地形を作り変えるツールも存在する。 生産、販売、研究を繰り返し、街の自動化と拡大を進めよう。 

本作は、正式リリース直前にも小規模なアップデートを数回実施している。10月30日のアップデートでは、ワーカーの仕様が変更されている。従来のゲームでは、ワーカーに対して単一の指示しか出すことができなかった。しかしアップデート後は、シフトを押しながらタスクを割り振ることで、複数のタスクを任せられるようになっている。 

本機能はさまざまなシチュエーションで役に立つ。たとえば「材料1を目的地1へ運ぶ」というタスクをワーカーに与えたとする。その後、同じワーカーを選択し、シフトを長押ししながら材料2を目的地2へドラッグする。するとワーカーは、「材料1を目的地1へ運ぶ」「材料2を目的地2へ運ぶ」という行動を続けておこなうようになるのだ。もし片方のアイテムがなくなっているなどして行動を完了できない場合は、もう片方のタスクのみを遂行する。こうしたタスクの割り振り方は、たとえば建物にサプライを運び入れ、そこで生産されたものをほかの建物にまた運ぶ、といった場合に有用だ。 
 

 
そのほか、一つのワークショップで生産した布を、二つのテイラーに別々に均等に運び入れるといったことも可能。あるいはワークショップから生産された布をテイラーにもっていくが、もしテイラーがいっぱいだった場合のみ、残りの布を商店にもっていくといった指示もできる。または、ワーカーに複数の資源をピックアップさせ、そのすべてを一つの目的地に運び入れさせるといった指示も可能。複数のタイプの品物を運べるキャラバンに有効な指示の出し方である。状況に応じて使い分けよう。 

また正式リリースにあたっては、複数のコンテンツ追加や調整がおこなわれる。キャンペーンモードにおける第8のマップ実装のほか、計算ブロックの仕様についても変更が施されている。正式リリース後もまだやることは控えているといい、これまで優先順位が低かった機能や改善箇所が残っているとのこと。またゲームがここまで複雑になっただけに、今後もフィードバックを集めながらバランス調整を図っていくようだ。計画としては、Asmussen氏は今後もフルタイムで本作の開発に取り組んでいくという。 

『Factory Town』はSteamにてPC/Mac向けに販売中。11月25日までセールを実施しており、50%オフの1025円で購入可能だ。 

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