『モンスターハンターライズ』のラージャン強化個体が鬼強い。熟練ハンターを瞬殺する“豪鬼仕様”の超火力で阿鼻叫喚に

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カプコンは8月27日、『モンスターハンターライズ』の最新アップデートにて、CAPCOMコラボ第3弾のイベントクエスト「SF・サイキョー流昇段試験」を配信開始した。当クエストは、対戦格闘ゲームの金字塔とされる『ストリートファイター』シリーズとのコラボレーションクエスト。クリア報酬として、同シリーズのキャラクター「豪鬼」になりきれる重ね着装備が用意されている。この豪華報酬を入手せんと、配信開始から多数のハンターたちがクエストにチャレンジしているわけだが、クエスト内に登場するとあるモンスターが“強すぎる”とSNSなどで注目を集めているようだ。


ハンターたちから注目を集めているモンスターは、金獅子「ラージャン」の強化個体だ。ラージャンは、『モンスターハンターポータブル 2nd G』から幾度も登場している、超攻撃的生物として知られる牙獣種。そのラージャンの強化個体が、当クエストにて初めて本作に登場したというわけだ。

通常種のラージャンと強化個体との大きな違いは「火力」である。具体的には、通常種と比較して行動パターンや攻撃モーションに目に見えた変化はないものの、単純に攻撃力が著しく上昇しているようだ。どれほど上昇しているのかは定かではないが、実際狩猟にチャレンジした熟練ハンターの「ラージャンが吐く気光ブレスで一撃死した」「突進に体がかすっただけで3割削られた」「拘束攻撃で体力が9割持っていかれた」などの報告から、ある程度お察しいただけるだろう。

そもそも、通常種のラージャン自体が狩猟に苦戦を強いられる上位モンスターだ。他のモンスターと比較して動きが俊敏で、追尾性能の高い通称“デンプシーロール”や、高威力の気光ブレス・ボディプレスを頻繁に繰り出してくる。遠・近距離戦ともに隙が少なく、数多くのハンターをキャンプ送りにしてきたトラウマ的存在でもある。強化個体は、超火力を身に付けたラージャンであるわけだから、多くのハンターたちが阿鼻叫喚を極めるのも納得できるだろう。


そんなさらに凶悪になったラージャンの強化個体が初登場する当クエストだが、クエスト達成にあたって“強化個体の狩猟自体は強いられていない”という点は留意してもらいたい。通常種のラージャンを狩猟しさえすれば、豪鬼の重ね着装備は手に入るのだ。

当クエスト「SF・サイキョー流昇段試験」には、通常種と強化個体の2体のラージャンが登場する。フィールド「大社跡」のエリア7にいるのが通常種のラージャン、エリア5の山の頂上でスヤスヤと眠っているのが強化個体のラージャンだ。当クエストの目標は、ラージャン1頭の狩猟。すなわち、通常種・強化個体を問わず、1頭のラージャンさえ狩猟すればクエスト達成となり、報酬にて豪鬼の重ね着装備生産に必要な「殺意の波動」が入手できるのだ。あくまで強化個体のラージャンは、通常種のラージャンでは物足りなくなったハンターに向けた、チャレンジ要素ともとれる位置付けとして加えられたモンスターなのだろう。ラージャン狩りの腕に覚えがあるハンターは、新たな重ね着装備を身に纏い、豪鬼を彷彿とさせる超火力仕様の強化個体の狩猟にチャレンジしてもらいたい。


ちなみに、シリーズ過去作『モンスターハンター:ワールド』にも、「リュウ」や「さくら」などの『ストリートファイター』シリーズのキャラになりきれる重ね着装備(ワンセット防具)が用意されていたが、当クエストの報酬で手に入る「豪鬼」の重ね着装備はそれ以上に豪華な印象だ。豪鬼の重ね着は見た目や声が変化するだけでなく、片手剣装備時にはアクション自体も変化する。通常攻撃がパンチやキックになり、投げクナイ攻撃が豪波動拳や斬空波動拳に変化。鉄蟲糸技を発動すれば、豪昇龍拳や竜巻斬空脚を繰り出せる。さながら豪鬼ならではの狩りが楽しめるわけだ。おまけにポーズセット「武器構え」のポーズも特別なものを用意されている。ぜひ自身で入手してこだわり抜かれた重ね着を体験してみてほしい。


『モンスターハンターライズ』は、Nintendo Switch向けに発売中。今秋には第4弾・第5弾のCAPCOMコラボコンテンツもリリース予定だ。

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