『ディアブロ IV』新クラス・ローグ発表。罠と影の魔術を扱い、近距離・遠距離戦もこなすオールレンジな仕事人

 

Blizzard Entertainmentは2月20日、『ディアブロ IV』における新クラス・ローグについて発表した。デジタルイベント「BlizzConline」にて明かされた。 
 

 
『ディアブロ IV』は、シームレスなオープンワールドで展開されるアクションRPG。『ディアブロ III』から数十年が過ぎ、天界と地獄界のおこないにより幾多の命が犠牲になったという世界が舞台となっている。シリーズのダークな雰囲気への回帰が目指されており、重厚なストーリーテリングが特徴だ。多数のキャラクターカスタマイズ要素が用意されており、タレントツリーやスキルを組み合わせたり、豊富なアイテムドロップ、ルーンやルーンワードの組み合わせによって無数のビルドを試すことができる。 

今回発表されたローグは俊敏さに長けたクラスで、オールレンジな戦闘に対応可能。機動性を活かしてダッシュで敵の懐に飛び込み、素早いダガーの連撃を加えるスピーディな戦いが特徴。一方、弓矢を扱うことで遠距離戦にも対応しており、敵との間合いによって臨機応変なバトルスタイルを選ぶことができる。また罠や影の魔術に長けており、魔法の力で武器を強化することで強力な攻撃をおこなうことができるようだ。旧作にてローグを使っていたプレイヤーだけでなく、アサシンやデーモンハンターを使っていた人にも推奨できるクラスとのことだ。 
 

 
プレイヤーが選択可能なクラスは、現在までに4種類発表されている。「バーバリアン」は武器による戦闘に秀でたクラスで、4つの異なる武器を装備可能。「アーセナル(Arsenal)」システムのパワーを活かし、武器ごとに個別に攻撃に割り当てて、素早く切り替えながら戦うことができる。「ソーサレス」は四大元素を操る魔法使いで、炎・雷・氷などのエレメントをさまざまな姿に変えることで戦う。「ドルイド」はユニークなシェイプシフターで、ワーウルフ・ワーベアなどの野獣に変身することが可能。さらには嵐など大自然の力を呼び起こすこともできるという。 
 

 
今月頭、Activision Blizzardは2020年度第4四半期の決算および同年度通期の業績を発表。その中で、『ディアブロ IV』は2021年内に発売する予定がないことが明かされた(関連記事)。現在のところ対応プラットフォームはPC/PlayStation 4/Xbox Oneとアナウンスされているが、今後次世代機に対応予定があるかどうかも不明だ。発売時期もいまだ明かされていないため、今後の情報開示に期待したいところ。