限られた1日を過ごす山村生活ゲーム『すみれの空』はSteam/Nintendo Switch向けに2021年発売へ。儚げな新映像も公開

 

GameTomoは『すみれの空』の新映像を公開。同作を2021年に発売すると告知した。発表時から発売時期は未定であったが、2021年にリリースされるようだ。対応プラットフォームは初報どおりPC(Steam)/Nintendo Switchだ。


『すみれの空』は、GameTomoが開発するアドベンチャーゲーム。主人公となるのは、人見知りな少女すみれ。彼女はイタズラ好きな精霊から託された願いごとを叶えるべく、神秘的な山村を旅する。旅の途中では、個性的な人々や生き物たちと出会うこととなる。


ゲーム内で過ごすことができる時間はたった1日。刻一刻と時は流れていき、限られた時間の中ですみれは行動を選んでいく。人々との出会いだけでなく、アイテムを見つけるための探索や、腕試しといったアクティビティも存在するという。淡いグラフィックの横スクロール型のゲームながら、どこか『ぼくのなつやすみ』を思わせるシステムも本作の特徴だろう。

GameTomoは、発表時に披露したトレイラー以外に、3本の映像を公開中。BitSummitで公開された映像では、すみれの冒険や出会いに焦点を当てる明るいものであった。TGS向けに公開された映像は、実際のゲームプレイを映し出したもの。動物たちを助けたり、神社にお参りしたり、手紙を書いて出したりと、ゲーム内容がうかがい知れた。

今回のとびっきりの一日トレイラーは、ボーカル付きのBGM付きのナラティブな映像となっている。同じ髪飾りをつけた老人と、幼少期のすみれらしき少女が抱き合っている場面も。このすみれの祖母らしき人物が物語の鍵を握りそうだ。こうした映像を見てみると、同作がどのようなゲームになるか、推察できるかもしれない。

『すみれの空』はPC(Steam)/Nintendo Switch向けに、2021年に発売予定だ。