『FF14』第60回PLLで明かされたパッチ5.4の新情報を総まとめ。アップデートは12月上旬を予定

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スクウェア・エニックスは10月9日に「第60回FFXIVプロデューサーレターLIVE」(以下、PLL)を放送し、『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FF14』)のパッチ5.4「もうひとつの未来」の新情報公開とUIデザイナー小田切慧氏のスペシャルトークセッションを行った。本記事は前半部分にあたるパッチ5.4の情報にフォーカスし、第60回PLLで公開された情報について紹介していくものである。

また、放送の序盤では10月13日に公開されるパッチ5.35実装項目についての紹介も行われた。こちらは前回の第59回PLLで発表された情報がメインであるため、大枠は割愛させていただく。気になる方は前回PLLのまとめ記事をお読みいただければ幸いだ。


なお、今回の放送では新規に「南方ボズヤ戦線」の報酬装備画像の公開が行われた。汚し加工の入った武骨なデザインの装備は珍しいため、欲しいプレイヤーはぜひトライしていただきたい。

パッチ5.4のタイトルは「もうひとつの未来」。帝国軍の兵器「黒薔薇」によって第八霊災が引き起こされるはずだった未来がさまざまな人々の活躍で書き換わったことは、「漆黒のヴィランズ」のメインクエスト内で描かれたとおりである。放送中の吉田直樹氏の発言によると、パッチタイトルはさらにその先の、これからどうなっていくのか誰もわからない未来に向かっていくという意味合いが強いようだ。パッチの公開は12月上旬を予定している。

新たなメインクエストの追加/新たなインスタンスダンジョン


パッチ5.3のメインクエストで原初世界への帰還を果たした暁の血盟。パッチ5.4のメインクエストでは彼らが原初世界でどのように動くのかが描かれ、物語が次のステージに進んでいくようだ。


また、メインクエストの途中では新たなインスタンスダンジョンとして「魔術工房 マトーヤのアトリエ」が実装される。こちらはフェイスにも対応しており、ストーリーに関係したダンジョンとなっている。ストーリー上に「マトーヤ」を名乗る人物は2人ほどいるが、果たしてどちらのマトーヤのアトリエが舞台となるのだろうか。公開された新規アートのデザインを見るに、ファンタジー色の強いダンジョンとなるようだ。

新たなクロニクルクエスト/討伐・討滅戦


新たなクロニクルクエストとして、ウェルリト戦役の追加ストーリーが実装される。このストーリーに関連して新たな討伐・討滅戦である「エメラルドウェポン破壊作戦」「極エメラルドウェポン破壊作戦」も実装されるようだ。

第60回PLLで明言はされなかったものの、従来の実装状況から鑑みると今回の極の報酬装備は武器になると考えられる。極とレイドダンジョンが同時実装されたパッチ5.2の「極ルビーウェポン破壊作戦」では新式装備よりもステータスの良い武器が報酬だったため、いち早く零式に挑みたいプレイヤーはパッチ初週から極コンテンツの周回を行っていた。今回も同様の報酬となるかどうかは定かでないものの、レイドに挑みたいプレイヤーは実装後、早めに極エメラルドウェポンの報酬をチェックしておきたいところだ。

新たなレイドダンジョン


新たなレイドダンジョンとして、「希望の園エデン:再生編」「希望の園エデン零式:再生編」が実装される。レイドにまつわるストーリーではリーンとガイアの2人に焦点が当てられ、パッチタイトルである「もうひとつの未来」のはこの2人の未来にもかかってくるようだ。また、登場NPCの状況に齟齬が発生してしまうため、「希望の園エデン:再生編」関連のクエスト受注にはパッチ5.3までのメインクエストのコンプリートが前提条件となる。いち早くレイドに挑みたいプレイヤーは早めに前提となるメインクエストを終わらせておこう。

ジョブ関連調整

パッチ5.4でもジョブ関連の調整が行われる。調整の詳細は後日放送されるPLLにて改めて発表されるとのことだが、モンクは当初の予定を前倒しにしてシステム改修が行われるようだ。当初からネガティブな意見が多かった疾風迅雷を特性化することで、バフを維持する必要がなくなるようにしているとのこと。しかし、高速で技を繰り出していくジョブの使用感はなるべく変わらないように調整していく方針のようだ。

青魔道士 アップデート

青魔道士のレベルキャップが60から70に開放され、新たな青魔法と専用装備が実装される。また、青魔道士専用コンテンツ「青魔道士ログ」にも新たなコンテンツが追加される。

PLLで明言はされなかったものの、レベルキャップが60まで開放されたときはマウント「モルボル」が実装されたこともあり、今回も何らかの報酬が追加される可能性がある。その際は8人パーティでの攻略となることが予想されるため、仲間集めやハイマテリジャの収集などをしておくと良いかもしれない。

セイブ・ザ・クイーン アップデート

パッチ5.35のアップデートに次ぐ強化として、すでに次回のセイブ・ザ・クイーンのアップデートも告知された。実装はパッチ5.45を予定しているようだ。レジスタンスウェポンのさらなる強化が実装されるほか、新たな多人数バトルコンテンツ「グンヒルド・ディルーブラム」も追加される。フリーロールでマッチングされるノーマルでは参加人数24人、事前にパーティ募集で人を集めてから突入する零式では参加人数48人でのバトルが繰り広げられるようだ。

クラフター関連のアップデート

クラフター関連のアップデートとして、使用機会が少ない一部アクションの調整が行われる。また、高難易度レシピ用の「状態」が追加されるようだ。こちらはこれまでのレシピに影響はなく、今後追加されていく高難易度レシピにのみ適用されていく。

ギャザラー関連アップデート


ギャザラー関連のアップデートでは、収集品採集と精選のシステム周りに改修が行われる。具体的には「収集品採集」のアクション撤廃と、「負荷」システムをなくして採集回数と収集価値のみを考える遊びに変わっていくようだ。また、収集品採集に際して獲得力と識質力の影響がより強くなるように調整されていくとのこと。精選における収集価値と入手アイテムのバランスも調整されるようだ。


また、採集ポイントの高低差表現が追加され、地図上の採集ポイントがどの高さにあるのかが一目でわかるようになる。

漁師の「フィッシュアイ」の効果にも調整がかかるようだ。現在の効果はGP350を消費して一定時間(魚に応じて決定される)釣り場にいる魚を捉えることができる、というものだ。これがパッチ5.4では「一定時間、魚の時間条件を無視して釣れるようになる」という効果に変更されるようだ。

漁師の間口を広げるための調整だが、ヌシ釣り関係の大幅な緩和ともなりうるため、ヌシに関しては適用条件を検討している最中のようだ。吉田氏はこの件についてフィードバックがほしいとも話しており、思うところのあるプレイヤーは公式フォーラムに意見を投稿して議論に参加するのがいいだろう。

イシュガルド復興 アップデート

パッチ5.41ではイシュガルド復興がアップデートされ、第四次復興事業計画がスタートする。第四次復興事業計画では特定期間に貢献した「クラフタークラス」を称えるモニュメント建造が行われ、貢献結果によってワールドごとに異なったモニュメントが建てられるようだ。なお、このアップデートをもってイシュガルド復興は完結する予定。

また、第3回職人ランキングも開催される。イシュガルド復興の完結にともない、このランキング開催もこれが最後となる見込みだ。上位入賞者に贈られる報酬は前回と同様に、称号とアチーブメントとなる。

イシュガルド復興のアップデートが行われるパッチ5.41は年明けすぐ、1月の上旬を予定している。

スカイスチールツール アップデート

クラフターの装備であるスカイスチールツールのアップデートが行われる。こちらは来週公開のパッチ5.35でのアップデートに次いでのアップデートとなり、実装はパッチ5.45となる見込みだ。

幻討滅戦 アップデート

パッチ5.4では幻討滅戦の対象コンテンツ切り替えが行われる。現在の幻シヴァ討滅戦に次ぐ討滅戦の対象コンテンツがどの討滅戦であるかは放送内では公開されなかったものの、吉田氏は「みんながウヒョ~、来たか!となるんじゃないか」と言及していた。また、幻討滅戦の報酬が少ないというフィードバックを受け、何かしらの施策を考えていることを話していた。

トレジャーハント アップデート


トレジャーハントがアップデートされ、新たに「リェー・ギア・ダンジョン祭殿」が追加される。「祭殿」という単語と公開された新規アートから、こちらはパッチ4.4で実装された同様の地図コンテンツである「ウズネアカナル祭殿」に近いものであると推測される。周囲にあるフィールドの模様を吉田氏が「ルーレット」と表現していたことから、召喚魔法陣にタッチしてルーレットを行うタイプのトレジャーハントの可能性が高そうだ。

オーシャンフィッシング アップデート

オーシャンフィッシングにもアップデートが行われる。新たな航路が追加されるほか、新要素「ミッション」が実装されるようだ。ミッションでは提示される個人目標を達成するとスコアボーナスを得ることができる。また、オーシャンフィッシングから途中退出したあとの再入場に制限がかけられる。これは乗った船で幻海流が発生しなかった際、すぐにコンテンツを退出して別の船に乗るような行動を制限するためのもの。幻海流の発生条件も調整され、より遊びやすくなるよう変更が加えられていくようだ。

トリプルトライアド アップデート

トリプルトライアドに改修が加えられ、遊びやすくルールやUIが変更される。新ルールでのトーナメント対戦も実装され、定期的にトーナメント戦が行われるとのこと。こちらはゴールドソーサー内のNPCの告知アナウンス後に申請が可能で、ランダムに配られるカードでデッキを構築して8人でトーナメント戦を行うルールのようだ。

ドマ式麻雀 アップデート

ドマ式麻雀にもアップデートが入る。麻雀のために新規にスタートするプレイヤーもいるほど力の入った『FF14』のドマ式麻雀のシステムに、細かな改修が入るようだ。まずは、これまで半荘のみだった対戦ルールに東風戦が追加される。さくっと麻雀が遊びたいときにも遊べるようになったというわけだ。

また、これまでドラ表示が「ドラそのもの」だったものを「表示牌」に切り替えることが可能となった。初心者へのわかりやすさを優先してドラそのものを表示していたドマ式麻雀だったが、麻雀経験者からは「逆にわかりにくい」といったフィードバックが多く寄せられていたようだ。パッチ5.4からは表示牌を切り替えられるようになったので、お好みでドラの表示を変更できるようになる。

そのほかにも捨て牌が「ツモ切り」か「手出し」かが見分けられるようにUIが調整され、より深い読み合いができるような改修が行われる予定だ。麻雀のようなミニゲームはMMORPGではオマケとして扱われることもあるが、『FF14』のドマ式麻雀はかなり力が入ったものだ。初心者から麻雀マスターまで、興味のある方はぜひやり込んでいただきたい。

その他のアップデート

その他のアップデートとして、楽器演奏の音色にヴァイオリン系が追加されることが発表された。これまで多彩な音色を実装してきた『FF14』の楽器演奏だが、これでより幅広い演奏が可能になりそうだ。

また、かねてから告知されていたマテリア連続装着システムがとうとうパッチ5.4で実装される。この連続装着は途中でキャンセルすることはできず、スタックしているマテリアが尽きるか装備に嵌まるまでひたすらに割り続けることになる。放送中に吉田氏は「ものすごい速度で割るので、一瞬で数百個が消えることもある」と話していた。これまで時間をかけてひとつひとつマテリアを割り続けていたプレイヤーのストレスは時間面では軽減されるかもしれないが、一瞬で数百個のマテリアが尽きるのは、それはそれで別のストレスを生むかもしれない。吉田氏も放送中に話していたが、心臓の弱い人はチョコボかばんやリテイナーに一度マテリアを預け、小出しで手元に持ってきながら装着するのが良さそうだ。


チャットにクエストリンクが貼り付けられるようになる。このリンクをクリックするとクリア済の場合クエストジャーナルが開き、未クリアのプレイヤーへのアドバイスに役立てることができる。ちなみにクリアしていないクエストリンクは「???」と表記されるため、ネタバレに対しても配慮されているようだ。

PS5でのプレイについて

PS4版『FF14』のPS5上での動作についても言及された。PS4版『FF14』はPS5上でも動作予定で、PS5のハードウェアスペックによりローディングなどは極めてスムーズになるようだ。PS5版『FF14』についてはまだ発表できないとのことだったが、PS5の購入後も『FF14』を遊びたかったPS4ユーザーにとっては朗報だろう。

ファンフェスティバルの開催について

かねてから検討中であったロンドンでのファンフェスティバルも中止が決定した。その代替として、2021年2月にオンラインイベント「新情報発表会」が開催される。新情報発表会は基本的にはオンラインイベントの予定だが、吉田氏は新型コロナウイルスの収束状況次第では現地参加を募集する可能性も示唆。また、同日に「14時間生放送」も開催される予定だ。

2021年5月にはファンフェスティバルのオンラインデジタル開催を検討中との発表もあった。現在は会場を選定しつつ企画を進めている段階で、吉田氏はオンラインならではのゲーム連動企画などもできればと話していた。

いずれのイベントも詳細は後日、公式に告知が行われる予定だ。

新サイト「コミュニティファインダー」


フリーカンパニーやリンクシェルなど、FF14内でのコミュニティ作りを支援する公式WEBサイト「コミュニティファインダー」が10月13日にオープンする。「コミュニティファインダー」はプレイヤーがフリーカンパニーやリンクシェルを登録・タグ付けし、新規ベテラン問わず自分にあったコミュニティを探すことができるサイトだ。パッチ5.35からはゲーム内UIと連携し、コミュニティファインダーに掲載された情報へ飛ぶこともできるようだ。

サイトオープンを記念して、10月13日から10月27日まで「コミュニティファインダー公開記念キャンペーン」が開催される。「コミュニティファインダー」にフリーカンパニーの新規メンバー募集を登録すると、花火アイテムがプレゼントされるキャンペーンだ。フリーカンパニーの新規メンバーを募集しているプレイヤーはぜひ応募してほしい。

『FF14』パッチ5.4「もうひとつの未来」は12月上旬公開予定だ。また、10月13日にはパッチ5.35も公開される。パッチ5.35実装コンテンツ「南方ボズヤ戦線」はやりこみ型のコンテンツ。こちらをじっくりと遊びながら、2か月ほど後のパッチ5.4を待つとしよう。

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