手元のPCで対コロナウイルス支援ができるプロジェクトが稼働中。PCゲーマーも力を貸せる

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世界各国で猛威を振るう新型コロナウイルス。この未曾有の災害に対し、我々ゲーマーに何か支援出来ることがあるかもしれない。現在スタンフォード大学において、第三者のPCを利用した分散コンピューティングプロジェクト「[email protected]」が稼働中だ。本プロジェクトはPCユーザーであれば誰でも参加可能であり、タンパク質のフォールディング(折りたたみ)構造を第三者のPCを用いて計算、解析することで、アルツハイマー、パーキンソン病、がんといった難病の治療に必要なデータ収集することを目的としている。最近になり、新型コロナウイルスにも対応した。

参加方法は至って簡単。公式HPより専用ソフトウェアをインストールするのみ(Windows/Mac/Linuxに対応)。ソフトウェアはバックグラウンドにて自動稼働し、一定時間の後に計算結果をスタンフォード大学へ送信、さらなるタスクを受信する仕組みになっている。匿名のまま参加することもできるが、自分の実績などを閲覧したい方は名前を作成するといいだろう。注意事項としてはコンピューティングするにあたりCPUとGPUが非常に高温となる危険性があるという点。一応、対象の温度を検知し自動で動作を停止するプログラムが備わっているほか、ウェブブラウザ上から稼働速度を三段階からコントロールすることが可能である。公式の説明によれば「ネットサーフィンをする程度であれば、中、もしくは高い段階で稼働を行っても支障はない」とのことだ。

【UPDATE 2020/3/14 15:00】
参加手順に関する誤記述を削除。

[email protected]」の活動は2000年の10月よりスタート。2007年には専用アプリケーションをインストールしたPS3を利用しての支援が可能となり、最終的には延べ1500万人のユーザーがプロジェクトに参加。世界でもっとも強力な分散コンピューティングネットワークとしてギネス世界記録に認定された実績を持ち、アルツハイマー病の対策に大いに貢献した(2012年時点でPS3を利用した活動は終了している。)現在でも多数の実績を発表し続け、公式サイトから閲覧することができる。

※ PCユーザー向けにメーカーであるNVIDAが参加呼びかけ

病気の治療には高機能コンピューターによる計算が不可欠。例えば理化学研究所 計算科学研究センターのHPには、創薬におけるスーパーコンピュターの重要性についてまとめられたページが掲載されている。その一方で、購入した高機能ゲーミングPCの性能を腐らせているユーザーも多いのではないだろうか。世界のために役立ててみることをオススメしたい。

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