『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』アップデート6.1のパッチノート公開。新マップ「Karakin」の詳細判明

 

PUBG Corp.は1月15日、バトルロイヤルゲーム『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』向けの「アップデート6.1」のパッチノートを公開した。同アップデートについては、テストサーバーが本日からオープンしている。また以下の映像では、シーズン6についてPC版は1月22日、コンソール版は1月30日に開始すると案内されている。

この大規模アップデートでは、最大64名での対戦を楽しめる新マップ「Karakin」が登場する。Karakinは北アフリカ沖に位置する2×2kmの島で、岩だらけの荒地が広がる開放的な地形が特徴。山岳地帯のほか市街地や地下エリアもあり、Miramarの緊張感とSanhokのスピード感を合わせたようなマップだという。

Karakinマップ限定の要素として、建物内の安全な場所にいるプレイヤーを外へ追い出すことを目的にした「ブラックゾーン」が存在する。これは建物を一瞬にして跡形もなく破壊する爆撃が降り注ぐ要素で、その脅威はマッチ中にリアルタイムで発生。サイレンが鳴り響き、ミニマップには紫色の円で表示されるため、エリア内にいるプレイヤーはすぐに避難する必要がある。なお、ブラックゾーンによって破壊された建物は、ミニマップ上ではXと表示される。

特定の場所で長時間滞在するようなゲームプレイ戦略に変化をもたらすため、Karakinには破壊可能な壁も用意される。もっとも薄い壁は弾丸を貫通し、損壊した壁の隙間から敵を確認したり交戦するなど、室内での銃撃戦の幅が広がることが予想される。

さらに、新規投擲武器として「粘着爆弾」も用意され、これを使うことで破壊できる壁も存在。建物内部にいるプレイヤーとしては、より多くの射撃ポイントを確保することができ、建物外部にいるプレイヤーにはどこから突入するのか選択肢が増える形になるだろう。なお、各所にはシークレットエリアが隠されており、粘着爆弾を使って侵入できるとのこと。

なお、マップ選択にはローテーションシステムが実装されており、今回Karakinを追加する代わりに「Vikendi」は逆に外れることになる。コミュニティからの意見やデータを分析した結果、同マップにはまだまだ改善の余地があるためとのこと。Vikendiは、カスタムマッチでは引き続きプレイ可能だ。

シーズン6の開幕に合わせて、新たなサバイバーパス「Shakedown」を提供開始予定。コミュニティーミッションでは、マップ上に散らばる「ディスクのかけら(1ポイント)」や「壊れたディスク(2ポイント)」「古いDVD(3ポイント)」を回収することでコミュニティーゲージが貯まる。そして一定以上になるとインゲームスキンを獲得し、Karakinの隠されたストーリーを見られるという。ゲージの上昇には、プレミアムパスの購入にかかわらず、すべてのプレイヤーが貢献できる。

シーズンミッションは3つのルートで構成され、各ルートは1月から3月まで毎月リリースされる。また、大量のXPを稼ぐことができるプログレッションミッションや、指定武器を使用することで達成できるチャレンジミッションにも挑戦可能。チャレンジミッション用の武器は、Skorpion・Win94・QBZ・AKM・QBUの予定だ。なお、プレミアムパス限定ミッションでは、来シーズンに使えるレベルアップアイテムを報酬として受け取ることができる。

アップデートではこれらのほか、ARとSMG武器にサブ射撃モードの設定オプション(単発・バースト・オート)の追加や、メインメニューへの「パス」ボタンの追加、銃操作音の改善、パルクール使用時の効果音の改善などの調整や、各種不具合の修正も実施。さらにライブサーバー適用後には、Golden Dragonスキン5種・Golden Dragonスキン5種・Lunar New Yearスキン9種がゲーム内ショップにて販売開始するとのこと。

なお本日1月15日から、新規車両「モーターグライダー」がライブサーバーに実装されている。MiramarとErangelにてスポーンする、二人乗りのグライダーだ。このほか詳しいアップデート内容についてはパッチノートを確認してほしい。