カプコンは1月15日、サバイバルホラー『バイオハザード RE:3』のプロモーション映像第2弾を公開した。昨年12月に公開されたプロモーション映像では、主人公であるジル・バレンタインを中心にラクーンシティの状況などを紹介する内容となっていたが、今回公開された動画ではジルが複数のシチュエーションで追跡者ネメシスと対峙するシーンや、カルロスに助けられるシーンなどが含まれており、より本作の内容に踏み込んだものとなっている。
燃え盛る炎をものともせず、車に轢かれても立ち上がり襲ってくる黒衣の巨人ネメシスは、アンブレラ製の試作B.O.W(バイオ オーガニック ウェポン)だ。アンブレラ社が、洋館事件で全て知ったS.T.A.R.S隊員抹殺のためにラクーンシティへ投下し、ジルを執拗に追い回してくる殺戮者。タイラントをベースに改良が施され、自己再生能力による高い作戦継続能力と、知能による独自の判断能力を併せ持つ追跡者である。再生能力を持つネメシスには生半可な攻撃は通じず、一方で武器や触手を扱い攻撃してくる。ジルは幾度となくネメシスと対峙し、脅威に立ち向かうことになる。
ジルを助けた男カルロス・オリヴェイラは、命令を受けラクーンシティへやってきたアンブレラの私設部隊U.B.C.S.の一員。U.B.C.Sはベテランの傭兵たちを集めた実戦部隊であり、カルロスも多くの戦地を経験した歴戦の戦士。銃火器の扱いはもちろん、ヘリや軽飛行機の操縦も出来る、正義感と勇敢さを持ち合わせた人物だ。しかし、簡単な任務だと思ってラクーンシティへやってきたU.B.C.Sは、到着後2日間で壊滅。カルロスは、他の数人の生存者やジルと共に、市民を救出しながら街からの脱出を目指していく。
U.B.C.S.のデスタ小隊隊長で、市民の救出に尽力する一方、傷を負っているミハイル・ヴィクトール。U.B.C.S.デルタ小隊B分隊隊長で、任務の遂行や自分の利益のためには犠牲を顧みない冷徹な男ニコライ・ジノビエフ。U.B.C.S.デルタ小隊A分隊に所属し、ゾンビとの戦いで傷を負ったスナイパー、マーフィー・シーカー。ジルと同じラクーン市警S.T.A.R.S.のメンバーで、共に脱出を目指す ブラッド・ヴィッカーズ。家族を失い、避難を勧める言葉に応じない老人ダリオ・ロッソ。作中には脱出劇を彩る多様なキャラクターたちが登場し、物語は進んでいく。
『バイオハザード RE:3』は、2019年に発売され高評価を得た『バイオハザード RE:2』に続いて発売される『バイオハザード3』のリメイク版。リリース予定は2020年4月3日で、対応プラットフォームはPlayStation 4/Xbox One/Steam。パッケージ版(PlayStation 4用のみ)が税別7800円、ダウンロード版が税別7091円。ジルのフィギュアやアートブック、ラクーンシティのマップが書き込まれたポスターなどを同梱した限定版(PlayStation 4用のみ)が税別24800円。「PROJECT RESISTANCE」の名称でクローズドβテストも行われていた非対称対戦サバイバルホラーが、本作のゲームモードとして『バイオハザード レジスタンス』に改めた上で収録されている。