オープンワールドMMORPG『Corepunk』発表。サイバーパンクやスチームパンクが入り交じる世界を冒険

 

オランダのゲームデベロッパーMAXBUFF  COÖPERATIEは12月10日、見下ろし視点のMMORPG『Corepunk』を発表した。同作は、サイバーパンク 、スチームパンク、ダークファンタジー、SFという4種類のカルチャー/テーマを取り入れた「Corepunk」ユニバースにて展開されるPC向けの作品。戦場の霧(Fog-of-war)の概念があるシームレスなオープンワールドを冒険できる。

公式サイトによると、『Corepunk』はプレイヤーがMMORPGに求めるであろう要素を網羅しているという。クエスト、クラフト、タレントツリー、トレード、採鉱、伐採、PvPコンテンツ(アリーナとバトルグラウンド)、ゲーム内経済、ギルド、農業、配達、自動生成ダンジョン、レイド、ワールドボス、マウント、伝承。先述したサイバーパンク 、スチームパンク、ダークファンタジー、SFをまとめて取り入れた世界にて、モンスターを倒し、他プレイヤーと戦い、新しい関係性を築いていく。そうして自分だけの物語を紡いでいくのだ。PvEでは最大4人までの協力プレイが可能。枝分かれしていくクエストと、複数のエンディングが存在し、プレイするたびに異なる体験が待っているという。

なお今回公開されたトレイラーでは、パラディンやアイアンクラッド、ボンバーガールといった、それぞれ専門分野やアビリティが異なるキャラクターから選択して、ゲームを開始する様子が確認できる。各キャラクターには3種類の武器スペシャリゼーションがあり、それぞれアビリティと戦闘スタイルが変わってくる。また複数のパッシブタレントから3つまでセットすることが可能だ。

戦場の霧と見下ろし視点カメラにより、隅々まで調べてまわるプレイスタイルが報われるようになっている。隈なく探索することで、戦利品が詰まった宝箱や、レアなモンスター、特別なアイテムを販売する放浪商人、新しいイベントなどを発見。無限の可能性を秘めた世界になっているという。PvEとPvPの両方に対応しており、PvPにおいては、待ち伏せや死角からの襲撃など、戦場の霧を踏まえた戦術や作戦が求められる。キャラクターの長所・短所を把握し、敵との距離と、アビリティのクールダウンを管理しながら戦うのだ。他プレイヤーを倒して得た名声ポイントは、より強力な装備品のために使用する。

なおPvPのカルマシステムにより、キャラクターのレベルや装備差が大きいほど多くのカルマポイントを獲得し、一定量を超えるとプレイヤーキラーと判定される。すると町に入れなくなり、死亡時に所有中のアーティファクトを失うようになる。一種の初心者狩り対策だろう。自分よりも1レベルでも低いプレイヤーを倒すと、プレイヤーキラー相当のカルマポイントが付与されるという。

MAXBUFF  COÖPERATIEのゲームスタジオArtificial Coreは、オランダとウクライナに拠点を置いており、100人以上のチームメンバーが『Corepunk』に関わっているとのこと。すでに開発期間は5年。現在はアルファテスト段階であり、2020年Q4にオープンベータテストを開始する予定とのことだ。