天空の2Dオープンワールド『Black Skylands』Steam向けに発表。広大な浮遊島では、飛空艇と血が飛ぶ

 

インディーパブリッシャーtinyBuildは8月30日、『Black Skylands』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2020年第4四半期の発売を予定している。

『Black Skylands』は、天空を舞台とした2Dオープンワールドゲームだ。舞台となるのは、大陸が浮遊をし始めてから数千年が経過した世界。人々は突如の異変に見舞われながらも、浮遊島にて自由に暮らしていた。しかしBlack Skylandsなる島が現れてから、そんな平和は崩れ去ってしまった。島からは化け物の群れが現れ、ほかの島を襲っている。プレイヤーはBlack Skylandsの地に足を踏み入れ、なぜ敵が生まれ続けるのかを、探らなければならない。

本作では、プレイヤーは空を舞台に、見下ろし視点で活動するわけであるが、活動の形態はふたつある。通常の状態と、飛空艇に乗った状態。通常の状態ではプレイヤーキャラクターの人間を操作し、広大な世界を探索していく。探索のほかにNPCとの会話や、武器/銃器を用いた敵との戦闘もここでおこなわれる。主に銃での戦闘がメインのようで、血やエフェクトが飛び交うかなり派手めな戦闘が展開されそうだ。飛空艇に乗ったパートでは、船を操作し大空を進む。敵と遭遇した際には、銃をまじえて激しく交戦することもあるようだ。戦闘では与えたダメージが数字として表示されており、RPG要素が存在することもうかがえる。

武器は100種類以上が用意されており、銃も種類も多彩。それらの武器には25種類の特殊能力が存在するといい、使い続けることでそれらの力をアンロックできる。また飛空艇はカスタマイズ/アップグレード可能だ。道中で拾う10種類のアーティファクトを拾えば、特別な力が使えるようになるなど、RPG要素は一通り揃えられているようだ。探索できる島も50島以上存在するといい、森や砂漠、牧場などバイオームの種類も豊か。探索と育成、両方の面で力を入れられていることが伺える。なお、ゲーム内には昼夜を代表とした時間の概念も存在するそうだ。

開発を手がけるのは、ロシアのモスクワを拠点とするスタジオHungry Couch Games。tinyBuildは『Hello Neighbor』を代表に、ロシアの開発者タイトルのプロデュースに定評がある。『Black Skylands』もまた、空のロマンに溢れながらも血なまぐささがにおう、ロシア生まれらしい作品になりそうだ。

『Black Skylands』は、2020年第4四半期にSteamにて発売予定だ。