Epic Gamesストア、次回の無料配布は『Celeste』と『INSIDE』。GOTY級の傑作を二本同時配布

Epic Gamesストアにて、『Fez』の配信が開始された。配布期間は8月29日まで。『Fez』は2Dゲームながら画面を切り替えるギミックを用意し、多面的な冒険を実現した高評価アクションアドベンチャー。やや古い作品ながら、美麗なピクセルアートとDisasterpeace氏によるアンビエントなサウンド、そして示唆的なストーリーテリングは、今遊んでも心つかまれるものがあるだろう。

そして何より衝撃的だったのは、次回の無料配布枠が『Celeste』と『INSIDE』である点。『Celeste』は2018年1月に配信された山登りアクションゲーム。主人公となるのは、とある事情を抱えた少女マデレン。マデレンは、遥か高くそびえる山頂にたどり着くことを目指している。さまざまな出会いと別れ、そして葛藤に苦しみながらも、山登りを介して自分自身と向き合っていく。『Celeste』は、高難易度ながらも絶妙に設計されたレベルデザインや、プレイヤーの成長とともにマデリンの心理的成長を描く物語展開が高く評価され、The Game Awards 2018ではベストインディーゲームに選出されるなど数多くのアワードを獲得している。

『INSIDE』は暗く静かな世界の中を進むパズル・アクションゲームだ。ゲーム内には台詞や文字などストーリーを語る情報は一切ない。その狂気的ともいえる謎めいた世界観によって一体何が起こっているのか、また主人公の少年はどこから来てどこへ向かっているのか、プレイヤーの想像を否応にもかき立てるゲームデザインになっている。道中にはさまざまな謎があり、これを解いていくことで先へ先へと進んでいくことになる。シンプルなら横スクロールアクションゲームながら、圧倒的な世界観と重厚なストーリーテリングが高い評価を獲得し、The Game Awards 2016ではベストアートディレクションを獲得するなど、こちらも数多くの賞を得ている。

2016年と2018年のゲームシーンを盛り上げた傑作2作品が無料配布されるということで、redditなどを中心としたコミュニティでもどよめきに似たリアクションが散見される。両作ともセールされることはあり、コンソール版も売上好調だとはいえ、まだまだ収益をもたらす作品だろう。無料配布や時限独占について、批判を受けながらも一切撃つ手を緩めないEpic Games。PCゲームストアで存在感を示そうとする同社の挑戦は、まだまだ終わることがなさそうだ。

なお、昨年Epic Gamesストア立ち上げにともない時限独占でリリースされた『Hades』は、12月にSteamでのリリースが告知されている

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