マイクに向かって歌って進むミュージカルアクション『One Hand Clapping』、学生プロジェクトとして好評を得て製品化決定

THQ Nordic傘下のパブリッシャーHandyGamesは7月3日、『One Hand Clapping』をフルゲーム化すると発表した。対応プラットフォームはPC/Mac/PlayStation 4/Xbox One/Nintendo SwitchおよびAndroid/iOS。発売時期は2021年を予定している。Steamストアページは開設済みだ。

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『One Hand Clapping』は2018年、南カリフォルニア大学の学生プロジェクトとしてitch.io(ユーザーが価格を決めるName your own price方式)にて配信された短編ミュージカルアクションゲーム。マイクに向かって歌うことでパズルを解くというユニークなメカニックと、キュートなビジュアルにより注目を集め、PewDiePieやjacksepticeyes、Markiplierといった有名配信者に取り上げられていった。同作がバイラルヒットとなったのち、デモ版のディレクターThomas Wilson氏とリードデザイナーZach Lower氏がゲームスタジオBad Dream Gamesを設立。『One Hand Clapping』の製品化に向けてプロジェクトを本格始動した。

雨が降り注ぐ不気味な街に住むのは、他人の表面部分だけを見て批判的な判断をしてくる暗い住民ばかり。悲しげな表情で街から逃げ出した主人公は、歌声を奏でることで道を切り拓いていくという、不思議な冒険を始める。プレイヤーはマイクに向かって歌うことで足場を上昇させたり、迫りよる闇の住民の接近を防いだり。音程の高さがそのまま足場の高さになり、うまく歌声を調整しながら足場をつくり出すといった、音声認識機能ならではのパズル要素を多分に含んでいる。うまくピッチを高めていくことで山なりの足場にして高地にたどり着くといった具合だ。冒険を終えるころには、プレイヤー自身も自らの声や歌声に自信を持てるようになっているかもしれない。

デモ版は歌うだけでなく、叫んだり楽器を演奏することでも突破可能だった。変わった遊び方を生み出せるという意味では、ゲーム配信者に取り上げられやすいコンセプトだといえるだろう。製品化にあたっては、音程やリズムのコントロール面を改良していくという。デモ版が15~30分ほどの短編であったのに対し、製品版には約4時間のストーリーキャンペーンが収録されるとのこと。プレスリリースでは、ベートーヴェンの「交響曲第9番」の3倍以上の長さだと表現されている。その4時間の間には、砂漠や都市といった6つの異なるバイオームを旅することになる。また声のコントロール方法や音楽理論を学べる「Educational Mode」も実装される予定だ。

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