『Apex Legends』の総プレイヤー数が配信1か月で「5000万人」を突破。バトルパスの準備も進行中

 

Electronic ArtsとRespawn Entertainmentは3月4日、『Apex Legends』のプレイヤー数が5000万人を突破したと発表した。5000万人突破にあわせて公開された映像では、1億5800万回のフィニッシャーの発動、12億3000万回のアルティメットアビリティの発動、31億回のシグナル発動、1億7000万回のリスポーンなど、スケールの大きな数字が並んでおり、多くの人々に遊ばれていることをあらためて強調している。

『Apex Legends』は2月5日に発表&配信された、基本プレイ無料のバトルロイヤルゲーム。配信から3日で累計プレイヤー数が1000万人、配信2週間では2500万人を突破したことが報告されていたが、配信1か月かからずして5000万人を突破したことになる。このスピードは、昨年末に累計プレイヤー数2億人以上を突破した『フォートナイト バトルロイヤル』を上回るもの であるとのこと。『フォートナイト バトルロイヤル』は5000万人の突破には約130日要したとのこと。同作は、スタートダッシュだけでなく、その後の伸びが顕著だったので安易には比較できないが、『Apex Legends』の好調を推し量る上では参考になりそうだ。

また、今月3月からは本作のシーズン1が開幕し、バトルパスが導入されるほか、新しいキャラクター(レジェンド)・武器・アイテムなどが追加される。バトルパスは、ゲームをプレイすることでシーズン(約3か月を予定)ごとに装飾アイテムを獲得することができるシステム。すべてのプレイヤーが獲得できる無料報酬と、バトルパスを購入することでアンロックできる有料報酬が存在する。同作にのめりこんだユーザーから、いちはやいバトルパス解禁を求める声もあるが、こうした声に対してはRespawn EntertainmentのCEOであるVince Zampella氏は「まだ配信して4週間も経っていないんだよ!チームはとても頑張っているから大丈夫。」となだめている。

『Apex Legends』には、Apexパックやレジェンドの早期解禁、スキンパックといった課金要素もあるが、バトルパスこそが収益の主な柱となることだろう。不具合やバランス調整がコンスタントにおこなわれているほか、先日には新武器ハボックライフルが実装されている。新たなバトルロイヤルゲームは、どこまで伸びていくのか、今後の成長が楽しみだ。