「原始時代」から始まるサバイバルサンドボックス『Rise of Ages』来年1月にSteam早期アクセス配信開始へ


パブリッシャー99Gamers Digitalは12月24日、『Rise of Ages』を2019年1月29日にSteam早期アクセス配信開始すると発表した。早期アクセス期間は2年半を予定しており、「時代」およびそれに付随するキャンペーンやマップ、システムなどが追加されていくという。

『Rise of Ages』は、サンドボックス型のサバイバルゲームだ。プレイヤーはまだ文明と呼ばれるものが存在していない原始時代からスタートし、過酷なサバイバル生活をおくることになる。新たなテクノロジーを生み出し、文明が進展していくことで、時代は変わっていく。6つの時代の実装が計画されており、最終的には宇宙時代にまで発展するようだ。

ゲームプレイは、『テラリア』ライクなものになっている。横スクロールのフィールドを冒険し、見つけた洞窟の中を採掘しながら探索。リソースを持ち帰り新たなツールをクラフトする。装備や道具を充実させ、新たな地へと向かうのだ。早期アクセス版配信開始時点では、最初の時代(原始時代)のみ実装されており、この時代に関するキャンペーンやコンテンツが楽しめる。キャンペーンでは、人々の出会いや別れ、そして敵との戦いといったドラマティックなストーリーが展開されるようで、このあたりは『テラリア』というより『Starbound』に近いかもしれない。

さまざまなバイオームにてリソースを集め、“文明的なアイテム”を生み出し、スキルをアンロック。そうすれば新たな時代へとつながっていくという。農作業や採取などもろもろの作業は、それぞれの特化した職業を持つNPCに任せることも可能。生産活動をひとしきり任せることもできるようだ。画面の両脇に進入すると、ワールドマップへと移動。移動するマップを選ぶ小マップ制も本作の特徴のひとつだろう。マップ内には巨大なマンモスやボスなども闊歩しているようで、刺激的なサバイバル生活が楽しめそうだ。

開発を手がけるAnguis Game Studioは、プログラマーとアーティストの2名で構成されている。最初はGameJoltにてユーザーのフィードバックを受けながら開発されていたが、パブリッシャーからオファーを受けたことで製品化を決断した。早期アクセス期間について2年半の歳月という計画が立てられているのは、スタジオの規模ゆえだろう。ゲームの雰囲気はかなり『テラリア』に近いが、キャラクターの頭身が高いことや、マンモスなど動物たちが差別化点になっている。文明の進化にともないこうしたサンドボックスのマップがどう変化していくのか気になるところ。

発売日の決定にともない、新たなバージョンのデモ版が配信中。気になる方は、まずこちらから遊んでみるのがいいだろう。『Rise of Ages』は2019年1月29日にPC(Windows/Mac/Linux)向けにSteam早期アクセス配信開始予定。Steamストアに「CERO B」のレーティング表記があるのが気になるが、ゲームは現時点で日本語には対応していない。