アマゾン熱帯雨林サバイバル『Green Hell』Steam早期アクセス販売開始。ワニ、ヘビ、寄生虫、そして襲い掛かる原住民から身を守れ

 

ワルシャワのインディースタジオCreepy Jar829日、アマゾンの熱帯雨林でサバイバル生活を送る『Green Hell』のSteam早期アクセス販売を開始した。販売価格は2050円で、日本語は非対応となっている。早期アクセス版に収録されているストーリー部分はチュートリアル(15分ほど)のみで、その後はストーリー抜きのサバイバルモードをプレイすることになる。物語の続きは正式リリース時に実装される(早期アクセス期間は3か月を予定)。

Green Hell』は、飲食だけでなく、ストレス値、負傷・病気までケアしていく本格的なオープンワールド型サバイバルゲーム。原住民が住む雄大なアマゾンの熱帯雨林にて、食料・装備が不足した状態で取り残された主人公が、姿を消した交際相手のMiaを探し出すため捜索を開始する。物資を調達して道具を作ったり、拠点を建てたりしながら、自然の脅威から身を守るのだ。主人公を襲うのはワニやヘビといった野生動物だけではない。病気にかかったり寄生虫に住みつかれたり、謎多き原住民に襲われたりと、周囲は危険だらけだ。まさにGreen Hellという、緑に囲まれた地獄である。

森の中にはキャンプ地こそあれど設備は揃っておらず、火起こし、狩猟用道具の作成などは現地で手に入る木の枝や葉っぱなどでまかなうことになる。負傷した際に包帯がわりに使うのも木の葉である。高いところから落下したり動物に噛まれたりした際には、しっかりと身体を見渡し、どこを怪我したのか確認してから正しい部位に治療を施す必要がある。食事に関しては、狩猟や収穫を通じてたんぱく質、炭水化物、脂肪、水分を摂取しなくてはならない。哺乳類、爬虫類、鳥類、昆虫など多種多様な動植物が生息している、生き生きとした自然の中でシビアなサバイバル生活を堪能しよう。

20185月に公開された約20分のゲームプレイ映像

緑豊かな熱帯雨林の奥地でサバイバル生活を送る『Green Hell』。既に土台となるサンドボックス要素は実装済み。正式リリース時には、プレイエリアの拡張、ストーリーモードや敵・道具・武器の追加、新しいゲームシステムの導入などが予定されている。失踪した交際相手の行方を追うストーリーモードでは、極限状態に置かれた主人公の心理描写が重視されるとのことで、3か月後に予定されている正式リリースが待ち遠しい。