協力プレイ対応TPS『Strange Brigade』Steamにて日本語対応して発売。古代遺跡でミイラを撃ち、トラップにハメる

 

イギリスのパブリッシャー/デベロッパーRebellionは8月28日、4人協力プレイ対応TPS『Strange Brigade』をSteamにて発売した。価格は通常版が5150円で、シーズンパスおよび追加武器パックを含むDeluxe Editionは8250円だ。ゲーム内は日本語表示に対応。なお、海外ではPlayStation 4/Xbox One向けにも発売されている。

本作の舞台は、1930年代のエジプト。邪悪さゆえに歴史から抹消され、墓標なき墓所に埋もれていた魔の女王Setekiが、4000年の時を経て蘇ってしまう。これに対抗するために送り込まれたのが、本作の主人公であるお宝ハンター四人衆もといヒーローグループStrange Brigadeである。女王Setekiは、忠実な下僕であるミイラやアサシン、ミノタウロス、巨大サソリなどのモンスターをも現世に蘇らせており、Strange Brigadeはエジプトの古代遺跡へと急行する。

Strange Brigadeのメンバーは、さまざまな分野から集められた精鋭で構成されており、それぞれ固有のスキルを持つ。Frank Fairburneは狙撃を得意とするベテラン軍人で、ヘッドショットに爆破性能が付く。エンジニアのGracie Braithwaiteは、近接攻撃の有効範囲が広く、またグレネードの再チャージが速い。本作では、グレネードやダイナマイトといった武器はクールダウン制となっている。Nalangu Rushidaはアフリカの戦士で、近接攻撃がヒットするたびに体力が少し回復。そして、考古学者のArchimedes De Quinceyは、より遠くあるソウルを取得できる。各キャラクターは、アミュレットを装備することで魔法のような力を使うことができ、そのためには敵がドロップするソウルが必要になる。たとえばArchimedesは、呪われたスカラベの力による炎を放つAll-Consuming Swarmを初期装備する。また、プライマリの銃やグレネード類も、それぞれ固有のものを初期装備している。

本作の発売直前に発表された5人目のキャラクターWinston Beyは、冒険家やジャーナリスト、スパイなど複数の顔を持つ。体力の上限を引き上げるスキルがあり、アミュレットでは貫通性能のある毒の力を放つ。このキャラクターはDLCとなっており、本作の発売から30日間は無料で配布されている。

プレイヤーはこれらのキャラクターからひとりを選び、ソロあるいはオンラインでの4人協力プレイにて、湧き出るモンスターたちと戦う。本作のステージにはさまざまなトラップが仕掛けられており、これを上手く活用することが攻略のカギとなる。巨大な刃が回転するものや、炎を吹き出すもの、あるいは岩を落とすものなどがあるので、敵を上手く誘い込んでからスイッチを撃って起動させるのだ。ステージではそのほか、古代遺跡モノらしいパズルや謎解き要素も用意されており、探索を進めた先には財宝が待っているかもしれない。

ゲームモードは、ストーリーに沿って進めるキャンペーンモードのほか、スコアアタックモードとHordeモードがある。スコアアタックモードでは、より早く多くの敵を倒すことが求められるハイペースな戦いとなり、ヘッドショットを決めたり、ダメージを受けずにいるとボーナスポイントを獲得できる。Hordeモードは敵の波状攻撃に耐え続けるモード。敵を倒すことでお金を獲得でき、新たな武器や回復アイテムなどをアンロックできる。こちらもオンラインでの4人協力プレイに対応する。

本作の今後の展開としては、まずキャンペーンモードの拡張として、Isle of the Dead、Sunken Kingdom、Pyramid of Besの3つのチャプターが追加。また、5人のさらなるプレイアブルキャラクターが登場し、同時にアミュレットや銃器、グレネードも新たなものが追加される予定だ。