『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』最新トレイラー公開。ララ・クロフトの起源を描く3部作最終章、そのゲーム内容が明らかに

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スクウェア・エニックスは4月27日、アクション・アドベンチャーゲーム『トゥームレイダー』シリーズの最新作『SHADOW OF THE TOMB RAIDER(シャドウ オブ ザ トゥームレイダー)』の最新映像と、本作のゲーム内容についての情報を初公開した。

『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』は、2013年発売の『トゥームレイダー』と2015年発売の『ライズ オブ ザ トゥームレイダー』に引き続き、主人公のララ・クロフトが若き考古学者からトゥームレイダーへと成長していくシリーズの起源を描く。本作は3部作の最終章で、開発はスクウェア・エニックス傘下のEidos MontrealとCrystal Dynamicsが共同でおこなっている。

今回の冒険の舞台は、マヤの古代遺跡だ。ララは、マヤ暦に記された「終末」から世界を救うために、メキシコやペルーを冒険をすることになるという。探索の舞台となる遺跡には、壮大な仕掛けや死の罠など、『トゥームレイダー』シリーズならではの要素が用意され、歴史に埋もれた隠された都市を発見することもある。その都市のスケールは、シリーズでもっとも広く巨大なものになるとのこと。またゲームプレイにおいては、ララは十分な武器を持っていないため、ジャングルでは泥でカモフラージュして敵に忍び寄るなど、環境を活かした戦いがカギとなる。今回公開された映像は実際のゲームプレイ映像ではないが、本作に収録される各要素を凝縮したものとなっており、そのジャングルでの戦いや、水没エリアの突破、またラペリングからのスイングアクションなどもゲームには存在する。

今回の発表に先立って、各国のメディアやインフルエンサーらを招いてのプレスイベントがアメリカ・カナダ・イギリスで開催された。そこではさらなる情報が明らかになっており、海外メディアGame Informerによると、本作は前作『ライズ オブ ザ トゥームレイダー』の数か月後の物語で、ゲームはメキシコから始まるが、舞台の大部分はその後移動するペルーになるという。その先に待っているのは、前作にも登場したララと敵対する組織トリニティだ。トリニティはマヤ文明の遺物を探し求めており、その力によって世界を作り替えることを企んでいる。

ララは本作でも相棒のジョナと行動を共にしており、成長し逞しくなったとはいえ、時に冷静さを失う彼女をサポートする頼もしい存在だという。また、敵との戦いについてリードレベルデザイナーのArne Oehme氏は、銃などで正面から戦うことも可能だが、ステルスに重きを置いてマップを制作しており、ジャングルではプレデター気分を味わえるとコメントしている。またゲームを進める中では多くの地下墓所を発見でき、危険を伴うその探索は前作以上に物語の本筋に関わってくるという。

『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』は、PC(Steam)/PlayStation 4/Xbox One向けに9月14日発売予定。海外ではシーズンパスも発表されており、「Paths」と呼ばれる7つの冒険エピソードを入手できる。それぞれ新たな物語のミッションやチャレンジをプレイでき、中には協力プレイモードもある。また追加の武器や装備、スキルも収録され、シーズンパス所有者限定のものも用意される予定だ。なお、日本版の商品構成については後日発表されるとのこと。

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