PS4向け『ゴッド・オブ・ウォー』のフォトモードは今後のアップデートで実装へ。クレイトスに変顔させられるなど幅広い機能を搭載予定

 

ソニーインタラクティブエンタテインメント(SIE)は、PlayStation 4向け『ゴッド・オブ・ウォー』において、フォトモードを追加する予定があることを改めて海外向けに告知した。発売を祝うカウントダウン・ライブストリーミング放送にて明かしている。

『Horizon Zero Dawn』や『アンチャーテッド』シリーズ『ワンダと巨像』など、近年SIEのワールドワイドスタジオの発売するタイトルでは、恒例となっているフォトモード。ディレクターであるCory Barlog氏が3月にDaily Starに対し実装を検討していると明かしていたものの、公式にはフォトモードが搭載されるかは明言されていなかった。発売を直前にして、アップデートにて実装の予定があることが公式に明かされた。

前述したようにSIEタイトルは、いずれも優れたフォトモードを搭載しているが、『ゴッド・オブ・ウォー』はその機能がさらに磨かれている。視野角(FOV)や焦点距離、カメラ角度をいじれるのはもちろんのこと、被写界深度や撮影距離、F値やフィルム粒子、露出をカスタムすることも可能。バラエティ豊かなフィルターによって写真の質感を変えたり、フレームをつけて雰囲気を変えたり、ボーダーを変化させたり、ロゴマークの挿入場所まで選択できる。さらには、こうした加工をする際にひとつのキャラクターにフォーカスを当てるだけでなく、特定のキャラクターを写真から消してしまうこともできるようだ。キャラクター、背景、エフェクトのすべてが美しい作品であるだけに、写真撮影や加工によりさらにその美麗が際立つことだろう。

そして、『アンチャーテッド 古代神の秘宝』で本格的に導入され、好評を博した表情変化機能も搭載されるようだ(関連記事)。映像では、いつも見せる訝しげな顔とはかけ離れた純朴な笑顔を見せるクレイトスや、コミカルにおどけたクレイトスの表情を確認できる。また本作においては旅のお供となる、クレイトスの息子のアトレウスの表情も変化させられるようだ。真面目に美しい写真をとってもよし、コミカルな写真をとってもよし、幅広い選択肢がユーザーには与えられそうだ。

『ゴッド・オブ・ウォー』は、イギリスにてシリーズ一番の出足を見せているほか、海外でも今年のナンバーワンを競うレベルの高評価を獲得している(GameIndustry.biz)。アップデートとしては、すでにいくつかのバグの修正や、文字サイズを調整するパッチが配信中。フォトモードが実装された際には、また新たな遊びが生まれるだろう。