『Friday the 13th: The Game』シングルプレイモードを追加する大型アップデート配信開始。映画3作目に登場した「Shelly」の参戦も

 

Gun Media/IllFonicは12月20日、非対称型マルチプレイホラー『Friday the 13th: The Game』のPC/海外Xbox One版にシングルプレイ・コンテンツを追加する無料アップデートの配信を開始した(海外PlayStation 4向けには12月18日配信済み)。

シングルプレイ・コンテンツとして追加されたのは、「オフラインbot戦」と「Virtual Cabin 2.0」である。ジェイソンとしてプレイする「オフラインbot戦」は、操作練習やマップのレイアウト把握に便利。対戦するカウンセラーの数は1人から7人、難易度は3段階の中から選択できる。難易度が高いほどカウンセラー(bot)がジェイソンを発見してから警戒を解くまでの時間が長くなるほか、反応が速く、好戦的になる。もちろん、対人戦のように脱出用車両を修理しようとキャンプ場を動き回るし、プレイヤーが接近すればクローゼットの中やベッドの下に隠れてやり過ごそうとする。

他のプレイヤーに煽られる心配はない。心置きなく殺戮の快感に酔いしれよう

「Virtual Cabin 2.0」は本作の発売前、Kickstarterキャンペーンの出資者向けに配信されていたサイドコンテンツ「Virtual Cabin」を拡張したもの。プレイヤーは一人称視点でパズルやイースターエッグが隠されたキャビン内を探索する。バーチャル・ミュージアムとしても機能しており、映画やゲームにまつわるトリビアを読めるほか、ゲーム内アセットをじっくりと鑑賞できる。またバージョン1.0よりも隠し要素や演出が増えており、キャビン内で聞ける開発者コメンタリーによると、屋内をくまなく探すことでキャビンの秘密が明らかになるとのことだ。

「Virtual Cabin」内
映画のキャスティングや撮影の裏話まで。原作ファン必見のコンテンツだ

また新カウンセラーとして「Shelly “Shelly” Finkelstein」が追加されている。映画シリーズ3作目「13日の金曜日 PART 3」に登場し、ジェイソンがホッケーマスクを手にするきっかけをつくった、あのいたずら者がクリスタルレイクに帰ってきた。「運」のパラメータは10段階中1と極端に低く、映画と同様に幸の薄いキャラクターであることがわかる。そのかわり、いたずら好きな青年らしく「ステルス」は8、そしてふくよかなボディに相応してか「強さ」は7と、たくましさも覗かせている。なお声優を担当しているのは、映画で「Shelly」役を演じた俳優Larry Zernerである。

さらに今回のアップデートでは、レベル上限が101から150に引き上げられている。レベルが上がるにつれて「Mitch」「Fox」といった本作リリース後のアップデートで追加された新カウンセラーのコスメティック・オプションや、ジェイソンの血まみれスキン・つかみ技などがアンロックされていく。レベル上限到達後も、一定の経験値を積むことでCP(Customization Point)を獲得できる。そのほか最新のパッチノートには、乗車モーションに入ることでジェイソンのトラップを回避できてしまう現象を含む複数のバグ修正、仕様変更、マッチメイクの改善などが盛り込まれている。

なお本作では、現地時間12月18日よりホリデーイベントが開催されている。CPを稼いでレア度の高いパークを入手する絶好のチャンスだ。

・現地時間12月18日から12月23日:「レア」「エピック」パークの入手確率上昇
・現地時間12月23日から12月27日:「Pamela」「Jarvis」テープの出現確率上昇
・現地時間12月23日から1月2日:CP獲得量2倍(レベルアップ時に獲得するCPは除く)

『Friday the 13th: The Game』はPC(Steam)および海外PlayStation 4/Xbox One向けに発売中。今後の無料アップデートでは、新ゲームモード「パラノイア」が配信される予定となっている。

3種の新処刑技を追加する有料DLC「Jason Part VII Premium Kill Pack」も配信中。価格は310円