西部劇PvPvEサバイバルFPS『A Twisted Path to Renown』正式発表。脱出シューター要素も盛り込んだ荒野の闘争カウボーイ生活

 

デベロッパーのGame Labsは3月27日、西部劇PvPvEシューター『A Twisted Path to Renown』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、今年6月に早期アクセス配信予定。


『A Twisted Path to Renown』は、西部開拓時代にあたる1899年のアメリカを舞台にしたFPSだ。PvPvE形式が採用され、サバイバルや脱出シューター要素などを組み合わせた作品になるとのこと。また現時点で対応プレイヤー数の規模は不明だが、MMO作品であるとも説明されている。

本作にてプレイヤーはカウボーイとなり、ソロあるいはほかのプレイヤーと行動を共にして、西部開拓時代の世界を生き抜きミッションをこなしながら、自身の名声を高めていく。キャラクターには空腹度や喉の渇きなどのステータスが存在し、資源を獲得し料理を作ったり休息を取ったりして管理。資源は戦いや狩りを通じて入手できるほか、採掘や農業といった要素も存在するそうだ。また交易システムが用意され、プレイヤー間での経済活動も本作の特徴のひとつになるという。

本作の世界には敵対するほかのプレイヤーだけでなく、NPCの原住民や盗賊、野生生物などもおり、それぞれの縄張りにおいて戦いが発生する可能性がある。武器には当時の銃器などが用意され、銃の扱いもリアルに表現される模様。武器はクラフトなどを通じて入手でき、ほかにも幅広いアイテムをクラフト可能とのことだ。

 


早期アクセス配信開始時点では、銃器や弾薬をはじめとしたFPSゲームプレイにおけるあらゆるアイテムが用意され、また19世紀当時を表現する物理システムも実装された状態にある予定。また、交易要素に繋がるオークションシステムや、バトルの戦略性にかかわる霧などの環境表現も導入されるとのこと。

正式リリースまでは18〜24か月ほどかかる見込みだそうで、開発が進められるなかで、新たなマップや武器、その他アイテムなどのコンテンツが追加予定。また正式リリース時には、人員の雇用や産業の管理、合法・非合法性のある行動の選択要素などが導入。さらに、鉄道建設などほかのプレイヤーと協力しておこなう要素も用意されるそうだ。


本作を手がけるGame Labsは、ウクライナに拠点を置くインディースタジオ。これまでには、近代の欧米をモチーフにした『Ultimate General』シリーズや『This Land Is My Land』などを手がけており、そうした作品で定評ある武器表現は、本作『A Twisted Path to Renown』にも活かされているようだ。本作は、昨年10月にトレイラーが初公開され注目を集め、その後クローズドベータテストが実施。そしてこのたび正式発表された。

『A Twisted Path to Renown』は、PC(Steam)向けに今年6月に早期アクセス配信予定だ。