Steamサマーセール 2019開幕。『モンハン:ワールド』半額や多数のインディーゲームが値引き、セール対象作品をチェック

 

PCゲーマーにはお馴染みとなっている夏の風物詩「Steamグランプリ・サマーセール」が6月26日よりスタートした。今回の大型セールの開催期間は7月10日2時まで、約2週間の間実施されることになる。今回のサマーセールでは、レースをモチーフにした「Steamグランプリ2019」が開催されており、5チーム中上位3チームに入ったプレイヤーの中から、抽選でSteamウィッシュリスト内の人気ゲームがプレゼントされる。

レースへの参加は、イベント特設ページからレースへ参加をクリックするだけ。サマーセールでゲームを購入すると、レースでポイント獲得を可能にするブースターメーターの容量が増加。無料ゲームなどを対象にしたグランプリ・クエストを完了することで、ポイントとニトロが獲得できる。ブーストを使用するとチームのスピード倍率が上昇し、レースを有利に進めることができるようだ。また、チームへの貢献度に応じて貰えるトークンは、ピットストップ内で交換可能。15000トークンで500円の追加割引、100トークンでグランプリ・サマーセールバッジ、専用のプロフィール背景やチャット絵文字なども景品となっている。セールが始まったということで、対象作品の中からインディータイトルを中心に、いくつかピックアップして紹介していく。

最初に、少しメジャータイトルに触れておこう。不死を巡る物語が紡がれる、テンポの良い高難易度アクションゲーム『Sekiro: Shadows Die Twice』が20%オフで6566円。スタイリッシュなアクションが特徴的なデビルメイクライシリーズ最新作にして集大成『Devil May Cry 5』が34%オフで4618円。白い銀世界が目をひく大型拡張の発売を今冬に控えているハンティングアクション『モンスターハンター:ワールド』が50%オフで2995円。一悶着あったが、先日無事日本語に対応した姉弟が伝染病の蔓延する世界を舞台に生き抜く『A Plague Tale: Innocence』が25%オフで4110円。日本語に対応しているタイトルそのままなADV『Call of Cthulhu』が40%オフで3168円。また、セール常連ながら『Portal』『Portal 2』が90%オフで共に60円となっている。

ここからはインディータイトルに触れていく。まずは比較的値段の高いタイトルから。荒廃した世界を舞台に、自由に生き抜くハードなオープンワールドRPG『Kenshi』が20%オフで2800円。核戦争により人がいなくなった世界を舞台に、ミュータント達がXCOM風のターン制戦闘を繰り広げるADV『Mutant Year Zero: Road to Eden』が40%オフで2160円。伝染病が広がった田舎町を舞台に、悪化していく状況の中で選択が迫られるサバイバルホラー『Pathologic 2』が20%オフで2880円。5月に正式リリースされた雪山サバイバル人狼『Project Winter』が20%オフで1640円。先日ついにSteam版にアップデートが適用されたハイスピードメカアクションゲーム『Project Nimbus』が25%オフで1537円。協力プレイが熱い、厨房を回すアクションゲーム『Overcooked! 2』が30%オフで1799円。

次は、1000円を少し超える程度の作品を紹介していく。革新的なゲームデザインから数多くのフォロワーを生み出した、デッキ構築ダンジョンゲームの雄『Slay the Spire』が50%オフで1285円。論理が全てを支配する、ルールを組み替えるユニークなパズルゲーム『Baba Is You』が33%オフで1064円。マンモスからゼウスまでなんでもあり、物理演算を活用した脱力系キャラクター達が戦うSLG『Totally Accurate Battle Simulator』が20%オフで1216円。2019年4月に日本語対応した、大学を中退したネコを主役に、情緒豊かな物語を描くADV『Night in the Woods』が40%オフで1188円。

サウンドと演出が魅力的な、シンプルなゴリラのアクションゲーム『APE OUT』が30%オフで1036円。英国紳士が紅茶を飲んだりスコーンを食べながら空を行くパズルゲーム『39 Days to Mars』が33%オフで1018円。高い難易度を誇りながらも快適で、優れたレベルデザインとストーリーの見せ方が光る2Dアクション『Celeste』が40%オフで1188円。キュートなウサ耳少女を操るメトロイドヴァニア『Rabi-Ribi』が48%オフで1092円。人類がテレパシーを使えるようになった西暦2236年を舞台に、少年少女を描く国産SFノベルADV『2236 A.D.』が30%オフで1400円。64時代のゲームを思わせる3D探索アクション『Supraland』が33%オフで1339円。

1000円以下、500円以上のタイトルを取り上げよう。バトルスーツに乗り込んだネコを操り、星を探索するネコロイドヴァニア『Gato Roboto』が15%オフで697円。クトゥルフ神話に影響を受けた世界観と、手書きのグラフイックが特徴のメトロイドヴァニア『Sundered』が75%オフで512円。1分間しか行動できないキャラクターを操り、ドットで描かれた世界を探索していくアクションADV『Minit』が40%オフで588円。実際に映画館でも上映された、映画を見ているようなプレイフィールにて選択肢で物語が分岐していくADV『Late Shift』が50%オフで640円。決して万人にはおすすめできないが、住人が消えた街で殺人事件の真相を追い求める探索に重きをおいたミステリーADV『The Painscreek Killings』が60%オフで792円。

最後に、500円以下のタイトルを紹介する。限界集落をカルト教団の長となって運営する終末カルトSLG『The Shrouded Isle』が50%オフで490円。世界中の街を舞台に、オペレーターとなって緊急事態に対処するゲーム『911 Operator』が70%オフで444円。2013年の作品ながらビジュアルアップデートが行われ、コンシューマー向けに発売予定のファンタジーノベルADV『fault – milestone one』が70%オフで444円。その直接の続編『fault – milestone two side:above』が60%オフで592円。都会から逃げるように森林監視員となり、トランシーバーを片手にワイオミング州の大自然の中不可解な出来事に見舞われるADV『Firewatch』が75%オフで495円。

何にでもなれるゲームこと『Everything』が80%オフで296円。ヴァニラウェア作品に影響を受け開発された、優れたコストパフォーマンスのアクションRPG『The Vagrant』が60%オフで164円。テロ行為の容疑者として監禁された中、携帯端末1台を使って状況を打破するADV『Replica』が50%オフで149円。徐々に本性を表していく悪魔のゲームと対峙する怪作『Pony Island』が67%オフで164円。セール対象となっているタイトルはストアにまだまだある。ゲームを探してストアを漁るのも楽しいので、この機会に積みゲーを増やしてみてはいかがだろうか。