基本プレイ無料「街」オープンワールド『NTE』新キャラ「カオス」は、爽やかイケメン狂犬仕立て。どこでも便利ポータル設置もち、思想強烈アタッカー

『NTE: Neverness to Everness』の新プレイブルキャラクター「カオス」は爽やかイケメンなのに、まさに混沌とした内面をのぞかせる。

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Perfect World Gamesが手がける『NTE: Neverness to Everness』にて、6月24日より新プレイブルキャラクター「カオス」がピックアップ中だ。カオスは、ひとことで言えばかなり“濃い”キャラクターである。明るく陽気で、素顔を見せれば爽やかな好青年。しかし悪を前にした途端、その雰囲気は一変する。犯罪者を逃がさないためなら、ルールすら踏み越えかねないほど一直線に突き進む。爽やかなのに危うい。真っ直ぐなのに、どこか狂気じみている。その二面性こそ、カオスという人物の大きな特徴だろう。

そして面白いのは、その性格が設定だけで終わっていない点である。戦闘では変形する大剣と大鎌、そして猟犬を駆使し、敵の反撃をものともせず前へ出る。探索では空間を切り裂いて、各地にワープポイントを設置できる。さらに交流要素では、延々と筋トレをしたり、謎の料理を作って放置したりと、ちょっとおバカで騒がしい一面も見せる。

カオスは、強くて便利なキャラクターだ。だがそれ以上に、使えば使うほど“正義中毒の熱血漢”としてのクセが浮かび上がってくる人物でもある。本稿では、そんなカオスの人間性、戦闘での使い勝手、探索に役立つシティスキル、そして交流要素で見せる意外な素顔まで紹介していく。


ゲージを溜めて、“変形鎌”で正義を叩き込む

カオスは、E.T.D第6小隊に所属する隊員だ。メインストーリー第4章では、謎の人形をめぐる事件を共に追うことになる。プレイアブルキャラクターとしてはマスクの着脱も可能で、素顔を見せると、意外なほど爽やかな青年であることがわかる。

ただし、その爽やかさだけでカオスを語ることはできない。彼は犯罪者を前にすると、途端に危ういほどの執念を見せる。時には異象管理局のルールすら無視するような強引さで、悪を逃がさない。その苛烈さには、過酷な過去も関係しているようだ。親に捨てられ、海へ放り出され、極限状態のなかで異能に覚醒。その後も未開の群島での奮闘や、仲間の死、裏切りなどを経験している。いつも快活な表情の奥には、正義への尋常ではない執着が隠れているのだ。そうした性格をもっともわかりやすく体感できるのが、超攻撃的な戦闘スタイルである。

戦闘でのカオスは、素早い近接攻撃を軸にしたアタッカーだ。基本的には大剣による攻撃で敵に接近し、通常攻撃やバイレールスキルを当てることで、専用リソース「ギルト」を蓄積していく。通常攻撃を長押しすると武器を大鎌へと変形させて攻撃し、ギルトゲージが最大の状態では、強力な薙ぎ払い「ジャッジメント」へと派生する。

この変形攻撃が、カオスの戦闘の気持ちよさを支えている。やること自体はシンプルだ。敵を攻撃してギルトを溜める。ゲージが最大になったら大鎌へと変形させ、ジャッジメントを叩き込む。いわゆる「溜めて、放つ」タイプのわかりやすいコンボであり、初めて使っても、ひとりでも火力を出しやすい。

一方で、ただ簡単なだけのキャラクターでもない。変形攻撃では前方へ大きく踏み込むため、タイミング次第では敵の攻撃を避けながらダメージを与えられる。さらに攻撃中は敵からのノックバックを無視できるため、多少の反撃を受けても構わず攻め続けられる。敵の猛攻を受けても足を止めず、正面から押し切る。その挙動は、カオスの猪突猛進な性格そのもののようでもある。

バイレールスキルでは、リボルバーで敵を射撃し、さらに猟犬を召喚して飛びかからせる。猟犬の噛みつきが命中すると、対象には「追撃司令」が付与される。この状態になった敵は一定時間受けるダメージが増加するため、カオス自身の火力を伸ばせるだけでなく、味方キャラクターの攻撃にもつなげやすい。

つまりカオスは、前に出て戦えるアタッカーでありながら、デバッファーとしても機能する。バイレールスキルで追撃司令を付与し、自分で大鎌攻撃を叩き込む。あるいはデバフが残っているあいだに味方へ切り替え、別キャラクターのスキルで畳みかける。カオス自身が暴れつつ、チーム全体のダメージも底上げできるわけだ。ちなみにジャンプ攻撃を繰り出すと、周囲の敵をレーダーのように補足することが可能。レーダーは壁を貫通するため、素材集めで特定の敵を探しているときなどに活用できるだろう。

EXレール終結「カルマ・パージ」も、いかにもカオスらしい豪快な技である。周囲の敵に大鎌を振り回して攻撃し、範囲内の敵すべてに追撃司令を付与。さらに自身は「カルマ・エコー」状態となり、一定時間ギルトが急速に回復する。スキルそのものの威力も高いが、ギルト回復によってジャッジメントを高頻度で撃てるようになる点が強力だ。

編成面では、同じ相系統のハソールや光系統の異能者と組ませ、特定のサポートスキルを活用することで、異能連環「延滞」を絡めた追加ダメージも狙いやすい。ビルド面ではクリティカル率・クリティカルダメージを伸ばす方向が扱いやすく、モチーフ弧盤「オムニ・デザイア」との相性も良好だ。

大剣を振るい、ギルトを溜め、変形した大鎌で敵を裁く。カオスの戦闘性能には、悪を絶対に逃がさない“正義中毒”めいたキャラクター性が、そのまま落とし込まれている。


猟犬が開くポータルで、街の移動が変わる

カオスの実用性は、戦闘だけにとどまらない。専用のシティスキルは、探索や移動の快適さを大きく変える可能性を持っている。

カオスがフィールド上で猟犬を呼び出すと、その場の空間を引き裂き、いつでも転送可能なポータルを形成する。要するに、任意の場所にワープポイントを設置できる能力だ。強化することで最大2個まで設置可能となり、ヘテロシティでの移動をかなり自由にしてくれる。

これが地味に、いや、かなり便利だ。たとえば福蔭木やナクペイダの池のように、「日課で訪れるがワープポイントの遠い場所」に置いておく。あるいは、ヘテロシティでもっとも高いアッパレタワー展望台に設置して、高所探索の起点にする。実用目的で置いてもいいし、お気に入りの絶景スポットに置いて、いつでも景色を眺めに行けるようにしてもいい。

『NTE』は、ヘテロシティという街そのものを歩き回る楽しさが大きい作品だ。だからこそ、一見すると単なる効率化に見えるこのポータルも、実際にはプレイヤーの遊び方を広げる能力になっている。便利な場所に置くか、好きな場所に置くか。タスクを楽にするか、寄り道を楽しくするか。プレイヤーごとの“街の使い方”が如実に出る能力といえる。

なお、ポータルの設置自体はカオス操作時におこなう必要があるものの、ワープ自体はカオスがチームにいない状態でも可能だ。毎回わざわざ編成を入れ替えなくていいのはかなりありがたい。痒い所に手が届く異能である。

そしてもうひとつのシティスキルは「釣りマスター」。高額買取の魚の種類を増やしたり、魚のスタミナを減らして釣りやすくしたりする効果を持つ。幼いころから海と縁の深いカオスらしい能力だ。戦闘では大鎌を振るい、探索では空間を切り裂き、日常では釣りまでうまい。意外と器用な男である。


正義の男と、半強制的に二人暮らし

カオスの人間性は、交流要素でもしっかり発揮されている。たとえばデートでは、映画館や観覧車に加え、専用スポットとして一緒に釣りを楽しむことができる。釣り自体は通常と同じ流れだが、隣にカオスがいるだけで印象はだいぶ変わる。戦闘中はあれほど前のめりな男が、釣り糸を垂らしてぼうっとしている。そのギャップが微笑ましい。

ちなみに、カオスは主人公が魚を逃したときでも、自分の釣った魚をこちらに見せびらかしてくる。ただ、その表情はあまりにもキラキラしており、悪意はなさそうだ。たぶん純粋に嬉しいだけである。正義には過剰に執着する一方、人の機微にはわりと無頓着。そういう男なのかもしれない。

そして絆レベルを上げると、ほかのピックアップキャラクターと同じく、カオスを自宅へ招待できる。なお本作では、主人公不在時の人間関係を考慮してなのか、自宅に男女のキャラクターを同時に招待することはできない。そのため、現時点で唯一招待可能な男性キャラクターであるカオスを呼ぶと、半ば強制的に“二人暮らし”のような状態になる。

家でのカオスは、ほかのキャラクターとはまた違う方向で濃い。たとえばダーツボードを置くと、ダーツという名の射撃を披露してくれる。おそらく実弾ではないリボルバーを使い、ポーズを決めながら豪快に撃ち抜く。最後にはダーツボードが倒れるほどの勢いで、仕事で銃を扱っているとは思えないほどかなり“男の子”である。

運動も好きらしく、フィットネスバイクやランニングマシン、腕立て伏せなどは、止めなければ延々と続ける。チャットでの会話によると、毎朝5時に起きてランニングをしているらしく、家でも体を動かしていないと落ち着かないようだ。運動部感のある部屋着も含め、オフの日の野球選手のようにも見えてくる。

一方で、見かけによらず「弁当を作る」という家庭的なコマンドもある。ただし、意気揚々と料理を始めたかと思えば、途中で食材が弾けるような音がする。明らかに何かが失敗している。しかも弁当のはずなのに、カオスは完成したものをなぜか丼に乗せ、それを放置してどこかへ行ってしまう。

残されたのは、紫色の毒々しい丼である。食べることはできず、プレイヤーにできるのは廃棄のみ。戦闘や探索では頼もしいが、キッチンではだいぶ危なっかしい。片づけをこちらに押し付ける亭主関白な一面を見ると、早々に二人暮らしの将来に勝手に不安を覚えてしまう。同居人として健康的で頼もしいのか手がかかるのか、判断に困るところである。


熱さも狂気も、抜けた一面もある男

カオスは、見た目よりも情報量の多いキャラクターだ。明るい熱血漢でありながら、犯罪者を前にすると狂気めいた危うさを見せる。戦闘ではギルトを溜め、ジャッジメントで敵を裁く猪突猛進型のアタッカー。さらに探索面では、猟犬によるポータル設置でヘテロシティの移動を快適にしてくれる。

それだけでも十分に強い個性だが、交流要素ではさらに別の顔を見せる。一緒に釣りをし、延々と運動し、謎の紫色の丼を作って放置する。戦っているときは頼もしく、過去を知ると少し重く、交流するとちょっとおかしい。

カオスは、強くて便利なだけではない。熱さと狂気、爽やかさと危うさ、そして生活感のある抜けた一面まで詰め込まれた男である。正義に一直線すぎる彼は、ヘテロシティでの戦いも探索も日常も、これまでより騒がしくしてくれるはずだ。

NTE: Neverness to Everness』はPC/PS5/iOS/Android向けに配信中。カオスは6月24日から7月8日6時59分まで、限定ボード「還らざる路」にてピックアップキャラクターとして登場中だ。

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Yusuke Sonta
Yusuke Sonta

『Fallout 3』で海外ゲームに出会いました。自由度高めで世界観にどっぷり浸れるゲームを探して日々ウェイストランドをさまよっています。

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