『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』を遊んでちょっと病む。コラボメニュー食レポ。『崩壊:スターレイル』のデイリーチャットがいい。今週のゲーミング

 

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。388回目です。ゼルダ休暇1か月ほしい。

コラボメニュー


今週は『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』発売ということで、さっそく実食。用意したのは「ゴロンの香辛粉風味のドライカレーおにぎり」「ケモノ肉カレーパン」「マックストリュフ香るきのこフォカッチャ」「からあげクン ポカポカ草の実味」の4品です。ドライカレーおにぎりは一瞬優しい味わい、と思った直後にガツンとした辛さが舌の奥にくる。一方カレーパンはスパイシーさは控えめで、豚の角切り肉入り。まあモリイノシシの親戚のようなものと思えば。

フォカッチャは、きのこの香りがムワッとしてから鼻を抜けていき、マックスかはともかくトリュフっぽさがある。実際にはエリンギやブナシメジ、椎茸などが使用され、ニンニクも効いている。そしてからあげクンは、ピリピリと後を引く辛さがあり、少し汗ばむほどホット。これで寒さに耐えるのか。どれもひとクセありつつ美味しい仕上がりで満足感がある。各商品はローソンで販売中です。
by. Taijiro Yamanaka


地下世界から筆者の叫び声がする『Don’t Starve Together』


今週は友人3人と『Don’t Starve Together』を遊んでいました。本作は過酷なサバイバルクラフトゲーム。ランダムで自動生成されるワールドを舞台に、ティム・バートンの世界からやってきたかのようなキャラクターたちがサイバル生活をするというものです。このゲームは特に難易度が高く、サバイバルクラフトに慣れ親しんだ自分でもかなり難しいと感じる部類です。

本作は春夏秋冬を生き抜く要素があるのですが、春はガチョウなどに蹂躙され、夏は猛暑で倒れ、秋は他の季節の準備に忙しく、冬は凍え死にます。休むことなく、せっせと食料と装備を整えるのが本作の魅力。しかし、筆者がプレイしている「WANDA」というキャラクターの装備を完璧なものにするに避けては通れないのが「地下ワールド」の探索です。

本作の地下ワールドは特に過酷です。暗闇が世界を支配していることからSAN値はつねに下がり、非常食として肉を持参しているとウサギに襲われます。地下にある遺跡から必要なアイテムがあるのですが、それを見つけて、そこに至るまでが一苦労。ウサギに喰われ、クモに襲われ、猿にアイテムを盗まれます。スクリーンショットはウサギとクモが隣接された空間に出現したものですが、筆者はこのあと襲われます。ただ見ていただけなのに……。
by. Mayo Kawano


デイリーチャット


ここ3週間ほどは、『崩壊:スターレイル』も遊んでいました。本作ではテキストによる世界やキャラクターの表現が気に入っています。ゴミ箱を調べた際の内容など、リリース時点から作り込みが注目されていましたが、本作にはそうした細かなテキストが大量に存在。中でも毎日起動した際には、ログインボーナスならぬデイリーチャットがランダムなキャラクターから送られてきて、ちょっとしたチャットが展開されます。サービス運営型のゲームにおいて、大きなコンテンツを遊んだあとは、デイリーを済ませるだけになりがちです。効率のよい戦い方を突き詰めるのもそれはそれで嫌いではないのですが、少々味気ないのも事実です。そんな中、本作では誰かから毎日メッセージが届き、新しい日常が繰り広げられます。どれも内容は些細であるものの、未読のキャラクターの掘り下げはそれ自体が新鮮で、毎日遊ぶ原動力になっています。チャットは1件ずつ送られてくるので、一気に未読が溜まらないところも特徴でしょうか。

また本作では、大量のテキストがかなり自然に日本語へローカライズされています。初期の『原神』では、一部のイベントNPCが独特なセリフを喋っていたりしました。あれはあれで味わい深く思っていたのですが、本作では最初から日本語も高クオリティ。サブクエストを遊んでいて印象が一変したキャラクターもいるなど、素直にストーリーや世界に入り込めています。
by. Keiichi Yokoyama


ネタバレ対策すると画像限定されがち


『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』を遊んでいますが、頭がおかしくなりそうです。まず、物量がおかしい。武器の組み合わせや攻略の解法、フィールドの広さにバリエーション、イベント……。やってもやっても進みません。で、発見が続くのでプレイがやめられない。一方で、攻略をある程度しっかり進めないと仕事に支障が出るし……、土日のまとまった時間ある内にプレイしておかないと……など、いろいろ葛藤もあり。

なにより、全部が面白いし新鮮なので、まずは自分で見て体験したい気持ちが強い。だからSNSも基本的に見ておらず、同居人がプレイ中は部屋に行かない。あるいは、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の話はできるだけしない。ネタバレ厳禁。といった葛藤や制限をしているうちに、なんだか錯乱してしまい、情緒がおかしくなり、ややメンタル的に体調を崩しました。もちろん、ゲームにはなにひとつ罪はないのですが、魅力がありすぎるというのは恐ろしい。とりあえず、楽しんでこそ、なのは間違いないので、あまり焦らず、過敏になりすぎず、気持ちを落ち着けて遊びます。そんぐらいやばいゲームです。笑い事ではない!
by. Ayuo Kawase