“『電車でGO!』にそっくり”と物議醸した鉄道シム『Retro Rail GO!』開発元、タイトルを『Retro Rail: Japan!』に変更。ゲーム内UIも変え、開発続行へ

Barely Making Gamesは7月8日、開発中止の検討を表明していた『Retro Rail GO!』について、プロジェクトを維持し完成まで進めると発表した。

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デベロッパーのBarely Making Gamesは7月8日、開発中止の検討を表明していた鉄道シミュレーションゲーム『Retro Rail GO!』について、プロジェクトを維持し完成まで進めると発表した。

またこれにあわせて、本作のタイトルが『Retro Rail: Japan!』に変更された。PC(Steam)向けに開発中で、2026年内に早期アクセス配信予定。

『Retro Rail GO!』あらため『Retro Rail: Japan!』では、日本をモチーフにした架空の路線の鉄道を運行する。市街地下鉄や郊外区間、風光明媚なローカル線といった3つのルートが収録予定で、晴天や濃霧、雪、雨、夜間などの気象条件も設定可能。早期アクセス配信時には2路線と2車種が収録されるという。

本作には2つのプレイモードが用意され、ゆったりしたスケジュールと余裕ある制限時間で楽しめるCasualモードと、厳格な時刻表、信号遵守、駅アナウンス、二段階ノッチによる正確な加減速が要求されるProfessionalモードから選択してプレイする。

また、1990年代のゲームを彷彿とさせるレトロな3Dグラフィックも特徴のひとつ。開発元によると、往年の日本製鉄道シミュレーターへのオマージュとして、本作を手がけているそうだ。

本作は2025年6月に発表され、その後itch.ioにて体験版を配信しながら開発が進められた。そして今年6月にSteamにて開催された新作体験版配信イベントSteam Nextフェスに出店されると、大きな注目を集めることに。ただ、好意的な見方だけではなく、批判の声も寄せられることとなった。

指摘されたのは、タイトーの『電車でGO!』シリーズとの類似性だ。『Retro Rail GO!』というタイトルからも同シリーズのオマージュであることがうかがえたが、実際のゲームプレイやUIも似ているとして、「パクリ」や「クローン」といった厳しい意見が飛び交った。

批判の声を受けて開発元Barely Making Gamesは6月18日、そうした反応への思いを綴り、本作は決してパクリを目的としたものではないと反論。そして、本作を完全に諦めることさえ真剣に考えているとし、状況が少し落ち着くのを待ってからプロジェクトを中止するかどうかを決めるとした(関連記事)。

『Retro Rail GO!』
『Retro Rail: Japan!』

そして今回開発元は、本作の開発を継続すると表明した。本作に対しては批判の声がある一方で、応援するメッセージも多く寄せられ、それが支えになって完成まで進める決意ができたとのこと。

そして、先述したとおり本作のタイトルが『Retro Rail GO!』から『Retro Rail: Japan!』へ変更となったことも発表された。さらに、ゲーム内のUIも変更されている(上に新旧画像を掲載)。コアとなるゲームプレイはそのままだが、本作を健全で安全に開発するために変更したとのこと。『電車でGO!』シリーズとの類似性を背景とした訴訟リスクを避ける目的かもしれない。

このほか、配信中の体験版もアップデートされている。その中で開発元は、著作権を侵害する素材は使用していないと強調。アップデートではその点を明確にするための調整もおこなわれ、またプレースホルダーとして使用していたAI生成素材も差し替えたとのこと。なおUIに関しては、今後多くのプリセットが用意されカスタマイズ可能になる予定だそうだ。

『Retro Rail: Japan!』は、PC(Steam)向けに2026年内に早期アクセス配信予定だ。また、体験版が現在配信中である。

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Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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