『スマブラSP』の一人用モードが予想以上に遊べる。『デビル メイ クライ 5』体験版をXbox One Xで遊ぶ。『X4: Foundations』は没入感が高い。今週のゲーミング

 

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。161回目です。

 

星の大海を征く

今週は『X4: Foundations』をプレイしていました。言わずと知れた人気シリーズ最新作です。一人のパイロットとして宇宙を駆け巡り、望むなら一大勢力を築くことさえもできてしまう壮大なサンドボックス系とも言えますかね。Xシリーズは3から入った程度の若輩者ですけども、3では交易船を何隻も飛ばして増える貯金残高に胸を高鳴らせたり、海賊やゼノンの大艦隊相手に空母を出して熱いバトルを繰り広げたりとかなり楽しめたので、今作も期待していたのです。

当然ながら、前作と比べると変更されている部分も多いのですが、特に良い変化は船長を雇えることでしょうか。前作だとあくまで無人機を高性能ソフトウェアが操作している設定だったので、若干の孤独感は否めなかったんですよね。そして勿論パイロット視点でステーションを歩き回れるのも楽しいところです。より没入感が増していますし、大型船を購入した時の圧倒されるような大きさを味わえるのもパイロット視点ならではないかと。日本語対応の遅れや、ゲームバランスに影響を及ぼすレベルの不具合など問題も少なくはないですが、ゲームとしての芯の部分はしっかりしているので、今後のアップデートに期待したいところです。
by Kouzou Suzuki

 

ニコ姐さんに怒鳴られっぱなし

先月のことですがXbox One Xを買いました。Project Scorpio争奪戦に敗れてから、「ゲーム機は白色派だから別に悔しくない」と自分に言い聞かせ我慢してきたのですが、その白色バージョンが発売されたので即ポチです。まずプレイしたのはXbox One Xに最適化されたXbox 360ゲーム。中にはリマスターかと疑うくらいにグラフィックが向上するものもあるそうで。それほどでなくても解像感や快適度の向上が実感でき買ってよかったなと。

先日体験版が配信された『デビル メイ クライ 5』もXbox One Xに最適化する作品。体験版ではネロを操作し、街の通りや建物内を抜け、ボス戦までをプレイできます。新装備のデビルブレイカーを使い、どうスタイリッシュに立ち回るかを考えるのが楽しい。武器職人ニコも登場しますが、体験版では工房のお世話にはなれず。ただ彼女、元ヤンぽい(?)性格でなかなか魅力的。
by Taijiro Yamanaka

 

ハクスラっぽい感じがいい

『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』が発売されました。ダウンロード版を購入し、合間に「灯火の星」をプレイしています。「灯火の星」は本作におけるアドベンチャーモードにあたるわけですが、これが中々面白いんですよ。

一番気に入っているのが、スピリッツを上げることでゴリ押しできるところです。CPU相手に真面目に戦っていくと、戦いを重ねるごとになかなか辛くなってきます。しかし「灯火の星」では強いスピリッツを3種類作り、戦いに挑めば敵を2、3発で葬り去れます。ゲームとしてはぬるくなってしまうんですが、それがいいんです。スピリッツを育てつつ、ゴリ押しし、さまざまな作品のキャラクターのBGMなどを楽しむ。RPG的なだらだら遊びができるわけです。ものすごく没入するわけではないですが、フィールド上のギミックがスピリッツの呼び寄せなど、アクセントになる要素もあり、ついつい遊んでしまう。冒険ゲームとしてよくできているので、やりたくなっちゃうんですよね。対戦が本番だと思うんですが、「灯火の星」がこんなに楽しく遊べるのは、嬉しい誤算でした。クッパを巨大化させてスマッシュ連発してるだけでも、楽しいんですよ。スルメっぽい魅力あり。
by Minoru Umise