PS Plus加入者なら100円で買えるPS4『マフィア III』。あんまり墓守しない『Graveyard Keeper』。『Dead Cells』のハヤブサの小手がお気に入り。今週のゲーミング

 

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。145回目です。

 

囚人の名はロベスピエールならぬボブスピエールだとか

今週も引き続き『Dead Cells』をプレイ中。しばらくアイテムのアンロックに勤しんでいましたが、高難易度プレイに切り替えてハードモードをクリアしたところ。今はベリーハードに挑戦中です。ステージ間にある生命の泉が破壊されているため、体力の回復手段を別に用意しておく必要があり、これがとにかく難易度を跳ね上げています。武器は、最近は殴り攻撃のハヤブサの小手がお気に入り。出が速くてクリティカルも付く。これに凍結やスタン系のアイテムを組み合わせてガンガン攻めていくのですが、ボスに辿り着く頃にはいつもヘロヘロ。高難易度では慎重さに気を配らねば。

現在開発元はバランス調整やバグ修正に取り組んでおり、その後年末か年明けには、ステージや敵、アイテムなど追加コンテンツの無料配信を計画中。将来的には有料DLCを出したいとも。続編を作るつもりはなく、やれることはすべて本作に注ぎ込むとのことで、今後も楽しみです。
by Taijiro Yamanaka

 

いうほど墓守しない

ついに発売された『Graveyard Keeper』を遊び続けています。アルファ版から少しずつ遊んでいましたが、心機一転新たにスタート。序盤のゲーム説明が不十分なので、鉄関係の部品の収集に苦労しますが、状態の悪い死体は川に流すのと、鉄の素材が家の裏の沼で手に入ることを把握してからは、苦労せず進められています。

本作をジャンル付けするのは難しいので、ついニュース記事を書く時は「墓守シミュレーション」といったジャンルで表記してしまうのですが、実は本作ではそれほど墓守はしません。ひたすら工作(クラフト)し続けるゲームです。プレイ時間の半分以上はクラフトに費やしているんじゃないですかね。お墓の管理も大事なんですが、ずっと墓守をするのかというとそうでもない。どちらかというとサバイバルゲームに近いようなゲームデザインになっている印象ですね。時間も曜日も関係なく、とにかく素材を集めてクラフトし続けるゲームです。作業感が強いので好みが分かれるかと思いますが、僕は“ハマる”方でした。やめられないんです。
by Minoru Umise

 

良くも悪くも懐かしい『マフィア III』

今週プレイしたのは『マフィア III』だ。『マフィア』シリーズは、前作や前々作からずっとプレイしてきた。しかし『マフィア III』は発売当時、私は熊本地震で被災したばかりでとてもゲームをプレイする気になれなかったため、未プレイだった。現在『マフィア III』はPS Plus加入者向けのディスカウントで100円にて購入可能だ。ディスカウントは私にとって、じつに幸運だった。

ゲームは良くも悪くも『マフィア』らしい内容で、好き嫌いがわかれるのも頷ける内容だと感じた。最初からいきなり仲間が死ぬとゲームオーバーになるエスコート・ミッションがあるし、ファスト・トラベルもなく、何度も繰り返し車を運転しなければならない。スピード違反せず安全運転を心がけるのも、じつに懐かしい『マフィア』だ。主人公がマフィアだから必然的に上司からのお使いミッションも多い。前作でカバー・アクションが増えたように、本作からステルス・アクションが増えているなど、正統進化も見て取れる。それでも難易度の高いミッションで何度も最初からやり直しをしていると「ああ、マフィアをプレイしてるんだな」としみじみと感じるのだ。ゲームが下手な私にとって初代『マフィア』は、同じ暗殺とカーチェイスを何度も繰り返すゲームだったなと、思い出した。
by Masahiro Yonehara