車でサッカーの『Rocket League』が500万ダウンロード突破、夢中になれるバカゲーとして人気爆走中

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今月7日に発売され、わずか48時間でプレイヤー数120万人を記録したことで脚光を浴びたPlayStation 4/Windows用スポーツゲーム『Rocket League』。同作の開発・販売を手がけるPsyonixは、本作のダウンロード数がPCとPS4向けの販売およびPS Plus会員向けの無料配信で累計500万を突破したことを、公式Twitterアカウントで明らかにした。

海外メディアPolygonが報じる内容によると、発売からわずか3週間で先駆けとなった前作『Supersonic Acrobatic Rocket-Powered Battle-Cars』の記録をはるかに凌駕しており、Psyonix副社長Jeremy Dunham氏は次のようにコメントしている。「オリジナルの前作と比較すると、最初の3週間で過去の通算記録の倍以上がダウンロードされたことになります」「想像していたよりもはるかにウケがよく、スタジオは超興奮状態です」。また、先週の時点で400万ダウンロードを突破していたことも伝えられている。

『Rocket League』は、7月7日にPsyonixからPS4とPC向けに同時リリースされたスポーツゲームで、爆走するブースター付きの車をアクロバティックに運転しながらサッカーをプレイするという前衛的なジャンルが注目され人気に火が付いた。2008年にPlayStation 3で発売された同ジャンル『Supersonic Acrobatic Rocket-Powered Battle-Cars』の続編に位置づけられる。思い通りに操れない車でひしめくサッカーフィールドはまさに混沌。バカゲーをこよなく愛する酔狂なカジュアルユーザーから、とことん腕を磨いてランクマッチに挑むガチゲーマーまで、幅広い層に受け入れられているのが人気の理由だろう。

記事執筆現在、Steamでのレビュー数は7770件。その内、9割以上のユーザーがおすすめに投票しており、“神ゲー”とまで評する声もある。Metacriticでの平均点は85点で、英メディアThe Guardianが「ぶっ飛んだ楽しさ」と満点をつけるほど。価格は1980円で、PS Plus会員は無料でダウンロードできる。開発者の期待をアクロバティックに裏切り、発売わずか3週間で過去の記録を塗り替えたモンスターは果たしてどこまで伸びるのか。売上というボールは当初のゴールポストをとっくに突き破ってはるか彼方へぶっ飛んでいる。

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