ゲームのエゴサ自動化ツール「Oreo(オレオ)」、Discordにも対応。ユーザーのフィードバックを自動収集、「好評」「バグ報告」などに分類してくれる


AIQVE ONE(アイキューブワン)株式会社は10月22日、AIが分析するSNS自動監視ツール「Oreo(オレオ)」に機能アップデートを実施。従来のX(旧Twitter)およびSteamに加えて、Discordの自動監視が可能となった。

「Oreo」は、スマートフォンゲームやWebアプリケーションのユーザーがSNSに投稿した感想・意見を自動収集し、AIが分析するSNS自動監視ツールだ。ユーザーや市場の動向の把握、スピード感のあるサービス改善、市場不具合の早期発見などに向けた情報収集が可能。自動での24時間検索、およびもれなく正確な収集・分析ができると謳われている。


「Oreo」の従来の監視対象はXおよびSteamに限られていたが、今回のアップデートにてDiscordでのデータ収集にも対応。有料のSmall/Medium/Largeプランの加入者向けに提供されている。Discordのテキストチャンネルから自動でデータを収集し、ポジティブ・ネガティブ・バグ報告などのカテゴリ分けをおこなったり、健全な運営を妨げる不正リンクを通知したりとさまざまなかたちで利用できるそうだ。

昨今では開発・運営規模を問わず、ユーザーからのフィードバックを募ったり、プレイヤーコミュニティを用意したりといった目的でDiscordサーバーが設けられるゲームも増えている。今回のアップデートにより、「Oreo」がそうしたDiscordでの公式コミュニティ運営にも活用できるツールとなった点は注目されるところだろう。

Oreo(オレオ)」は、無料のFreemiumプラン、および有料のSmall/Medium/Largeプランにて提供中。Discordのデータ収集サービスは、有料プランにて提供されている。