“自作モーションで闘う”物理演算剣戟アクション『Gladio Mori』ついに正式リリース。動脈や臓器を狙ってKO、「売上約2億円」のヒット作

Bonus Stage Publishingは9月16日、Plebeian Studioが手がける『Gladio Mori』を正式リリースした。

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パブリッシャーのBonus Stage Publishingは9月16日、Plebeian Studioが手がける『Gladio Mori』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/XBOX Series X|S。ゲーム内は日本語表示に対応している。

『Gladio Mori』は、物理演算をベースとした剣戟アクションゲームだ。プレイヤーは剣や槍、鈍器などを手にした闘士となり、AIやほかのプレイヤーとアリーナで戦う。武器や防具を選び、自分なりの戦闘スタイルを組み立てながら勝利を目指すのだ。

本作には一般的な体力バーがなく、筋肉や動脈、重要な臓器など身体の各部位に個別でダメージが与えられる。たとえば筋肉を傷つければ、その部位が発揮できる力が低下。動脈を切れば出血し、心臓などの重要な臓器を刺せば致命傷となる。防具も物理的に機能し、プレートアーマーは刃物を通しにくい。そのため、装甲の隙間を狙ったり、鈍器を使ったりと、相手の装備に応じた攻撃が必要になる。

本作を特徴づけるもうひとつの要素が、攻撃モーションそのものを作れる「ムーブエディター」だ。キャラクターの身体を動かしながら姿勢を決め、自分だけの斬撃や突きなどを作成可能。作ったムーブは物理演算によって実際に動作するため、想定した軌道にならない場合は再び調整していくことになる。ほかのプレイヤーが作成したムーブセットも利用でき、mod.ioを介してユーザー制作コンテンツを導入する仕組みも用意されている。

本作は2024年11月26日に早期アクセス配信を開始。開発元によれば、早期アクセス期間中に10万本以上を販売し、売上は100万ユーロ(約1億7900万円)を突破したという。Steamのウィッシュリスト登録数も25万件を超え、mod.io上ではユーザー制作コンテンツのダウンロード数が100万回近くに達しているとのこと。そして約1年10か月にわたる早期アクセス期間を経て、今回正式リリースを迎えた。

正式リリース版では、既存のゲーム内容を土台に新機能や調整が追加されている。大きな新要素のひとつが「Tournament Setting」だ。これはオンライン・ローカル対戦のロビーで利用できる設定で、勝利に必要なラウンド数をホスト側が指定可能。先に規定数の勝利へ到達したプレイヤーをチャンピオンとするルールを設定できる。装備周りには装備プリセット機能が追加された。

戦闘まわりにも細かな調整が入り、武器の切断性能に影響する「dragPoints」と呼ばれるパラメーターが見直されたという。あわせて多くの武器や防具のビジュアルが更新され、オーディオ面も改善。ムーブエディターでは、UIにコントローラー入力用のアイコンが表示されるようになったほか、チュートリアルを新たに実装した。入力タイプを変更した際にはムーブのレイヤーが自動で切り替わるようになり、やり直し操作が正しく機能しない問題なども修正されている。

マルチプレイでは、AIの人数や行動を設定できるようになったほか、AI同士も互いを攻撃するように変更。対象との間に取ろうとする距離にわずかなばらつきを持たせることで、AI同士がにらみ合ったまま動かなくなる状況の軽減が図られている。武器ごとの攻撃距離も調整された。

キャンペーンについては、マップローテーションへこれまでに追加されたアリーナが組み込まれたほか、キャンペーン勝利時のアニメーションが新たに追加された。ローカルプレイでは、自分のキャラクターが倒されてもラウンドが続いている場合、観戦カメラへ切り替わるようになっている。

そのほか、マルチプレイのロビー一覧UIやネットワーク処理、シーン切り替え時の通信なども改善。デモ版との関係では、デモ版プレイヤーがホストするロビー名に「[DEMO]」タグが表示されるようになり、そうしたロビーでは製品版専用武器がデフォルトで無効化される仕様となった。ローカライズにも改善が加えられている。

そして、正式リリースにあわせて、PS5/XBOX Series X|S版も登場した。Steam実績・XBOX実績・PlayStationトロフィーもあわせて実装されている。また、PCを含む3プラットフォーム間でクロスプレイが可能。mod.ioにも対応しており、コンソール版でもユーザー制作コンテンツを利用できる。ただし、ゲーム自体を変更するコードを含むMODについてはコンソール版では対象外となる。ムーブエディターは現時点ではPC版向け機能となっており、コンソール版には今後実装予定だ。アップデート内容は多岐にわたるため、詳細はパッチノートを参照されたい。

なお、正式リリース後も開発は継続されるとのこと。9月17日に公開されたロードマップによると、今後新たなアリーナや武器を追加するほか、コンソール版へのムーブエディター実装、定期的な大型アップデートなどを予定しているようだ。約1年10か月の早期アクセスを経て正式版となった『Gladio Mori』。自作ムーブで斬り合う物理演算剣戟は、今後もさらに拡張されていくことになりそうだ。

『Gladio Mori』はPC(Steam)/PS5/XBOX Series X|S向けに配信中。

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Junya Shimizu
Junya Shimizu

ローグライクが大好きです。映画や海外ドラマも好きなので、常に時間に追われています。

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