執念のぬるぬるドット絵終末世界RPG『アーティス インパクト』国内Switch版9月17日発売へ、ついに日本語対応。“総フレーム数4000枚”で躍動、お茶目クールお姉さん冒険活劇

ハピネットは6月3日、ドット絵RPG『アーティスインパクト』のNintendo Switch版を、9月17日に発売することを発表した。

株式会社ハピネットは6月3日、個人ゲームデベロッパーのMas氏が手がけたドット絵RPG『アーティス インパクト』のNintendo Switch版を、9月17日に発売することを発表した。価格はパッケージ版が税込4950円、ダウンロード版が税込2750円となっている。本作は、先行してPC(Steam)版が発売済みだが、日本語に対応していなかった。今回のNintendo Switch版は、ゲーム内の日本語表示にも対応する。

『アーティス インパクト』は、なめらかなドット絵アニメーションとコミック風の演出で描かれる物語重視のRPG。プレイヤーは、主人公の少女、アカネを操作して、ポストアポカリプスな未来世界での活き活きとした日常を体験しつつ、スリリングな冒険を繰り広げていく。

本作の舞台は、3000年後の荒廃した地球。この世界では、人々は暴走するAIの支配下にあり、日々過酷な環境を生き延びている。アカネは、AIに反抗する抵抗組織「A-Lith」の新人エージェントで、少し毒舌な相棒AI「ボット」とともに、冒険を通じて世界の謎を解き明かすことになる。世界観はシリアス寄りだが、無邪気な一面もあるアカネの性格や日常的な描写によって、心温まるユーモラスな場面も多く盛り込まれているのが特徴だ。

また、メインとなる冒険とは別に、家の拡張や装飾といったハウジング、アルバイト、お風呂、エクササイズ、料理といった日常生活を送るライフシム要素や、隠しイベントやランダムイベントも用意されている。特定の場所や時間帯でしか発生しないものもあり、探し出すことで、本作の世界観をより深く楽しめるようになっている。

戦闘はシンプルなターン制バトルで、トレーニングによる能力向上や武器のアップグレードをおこない、ボスを攻略していくという作り。レベル上げやお金稼ぎは必要なく、おつかい要素なども存在しない。攻撃モーションのひとつひとつや、被弾モーション、敵の動きなどに手描きのアニメーションが加わっていることもあり、戦闘も物語の演出の一部かのように見ているだけで楽しむことが可能だ。

本作のドット絵は、Mas氏によってすべてのコマが手描きで制作されており、ドット絵の総フレーム数は4000枚以上。戦闘はもちろんのこと、会話イベント、階段や扉にいたるまで、なめらかなアニメーションで描かれる。また、会話イベントや重要なシーンではキャラクターの表情がマンガのコマのように描かれることもあり、キャラクターの人柄や感情までもが伝わってくるものとなっている。

そんな本作を手がけるMas氏はマレーシア在住の個人のインディーゲームデベロッパーで、2019年よりゲーム制作活動を開始。同氏は、本作の開発までにアニメーションやシナリオ制作などのトレーニングはまったく受けていないが、ドット絵やシナリオの作り込みが高い評価を集めた。本稿執筆時点でのSteamユーザーレビューでは、約2200件のうち85%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。

日本での注目度も高く、国内では「Tokyo Game Show 2025 SELECTED INDIE 80」にノミネートされたほか、『RPG Maker(ツクール)』シリーズのアワード「RPG Maker Award 2026」で大賞を受賞。また、2026年5月に開催されたインディーゲームの祭典「BitSummit PUNCH」では、朱色賞の大賞を勝ち取った。

なおNintendo Switch版のパッケージ版には、序盤にアカネが提示するA-LithのIDカードをイメージした「描き下ろし A-Lith IDカード(アカネ)」が初回特典として付属。ジャケットはリバーシブル仕様となっており、裏面は、アカネとAIの戦闘シーンをイメージした描き下ろしイラストとなっている。また株式会社ハピネットは、X(旧Twitter)にて本作の専用ハッシュタグ「#ALithclub」を展開する。このタグを使うことで作品の情報交換がおこなえるほか、イベント出展時に、ハッシュタグ投稿によるノベルティ配布のキャンペーンを実施する予定とのこと。

『アーティス インパクト』のNintendo Switch版は、9月17日に発売予定だ。価格はパッケージ版が税込4950円で、ダウンロード版は税込2750円。PC(Steam)版は、すでに配信中だ。

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Satofumi Inoue
Satofumi Inoue

大作洋ゲーから、インディーゲーム、VR系まで幅広く遊ぶ雑食派。いろいろ遊びすぎて一つのタイトルに使える時間が減り気味なのが悩み

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