リモートプレイ特化の携帯型ゲーム機「Acer Nitro Blaze Link」発表。ゲーミングPCからWi-Fiで転送して遊べる“PS Portal風”デバイス

Acerは5月31日、携帯型PCゲーム機「Nitro Blaze Link」を発表した。

Acerは5月31日、携帯型PCゲーム機「Nitro Blaze Link」を発表した。海外では今年第4四半期に発売予定で、価格は未公表。

本製品は、PCゲームのリモートプレイに特化した携帯型デバイスだ。母艦となるゲーミングPCとWi-Fi接続してストリーミングプレイできる。

「Nitro Blaze Link」は、7インチ(1920×1200)のタッチスクリーンを搭載し、その左右にアナログスティックや各種ボタンが配置。また上部には、左右のバンパーボタンとトリガーも配置されており、ゲームコントローラーの基本的な操作系が完備されている。背面ボタンはないようだ。このほか、前面にはデュアル2Wスピーカーが搭載され、クリアでバランスのとれたサウンドを実現するとのこと。

そして本製品はWi-Fi 6に対応し、リモートプレイ用途に特化していることが特徴だ。ユーザーのゲーミングPC側で実行したゲームの映像と、本製品での操作入力をやりとりするかたちでストリーミングプレイできる。イメージとしては、PS5のリモートプレイを楽しめる「PlayStation Portal リモートプレーヤー」に近い製品と言えるだろう。

本製品自体にゲームをインストールしてプレイすることは想定されていないようで、海外メディアCNETによると内蔵ストレージはわずか8GBで、メモリも1GBしか搭載されないという。また、CPUおよびGPUの仕様は公開されていない。なお、OSはDebian Linuxとのこと。

公式サイトでは、Wi-Fi 6採用により低レイテンシーストリーミングを実現するとしている。このほか、本体重量が464gと軽量であること、そして重量バランスがとれた設計や、エルゴノミクス設計のグリップによる快適さもアピールされている。重量に関しては、Steam DeckやNintendo Switch 2よりも軽量だ。

PCゲームのリモートプレイというと、たとえばValveが「Steam Link」アプリをスマートフォン向けにリリースするなど、技術的には目新しいものではない。Steam Deckでも可能だ。そんな中でAcerは、割り切った仕様での専用デバイスを投入した格好で、価格設定次第では魅力的に感じるゲーマーも少なくないかもしれない。

Nitro Blaze Link」は、海外では今年第4四半期に発売予定だ。

ちなみにAcerは先日5月28日、本格的な携帯型PCゲーム機「Predator Atlas 8」も発表している。Intelが携帯型PCゲーム機向けに発表したばかりのプロセッサArc G3 Extremeを初めて採用した製品のひとつである。海外では今年10月に発売予定となっている。

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Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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