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東映の新ゲーム事業「東映ゲームズ」、さっそく3タイトルを発表。人気ボールペン絵師が放つホラーADV、ダーク推理ゲーム、デバッグバトルゲームと濃いゲーム揃う
ゲーム事業ブランドである東映ゲームズは4月24日、同ブランドとして手がける最初のパブリッシングタイトルを発表した。

東映のゲーム事業ブランドである東映ゲームズは4月24日、同ブランドとして手がける最初のパブリッシングタイトルを発表した。
ラインナップは、『KILLA』『HINO』『DEBUG NEPHEMEE』の3タイトルだ。いずれもPC(Steam)向けにリリース予定で、このうち『KILLA』は2026年内の配信が決定している。

『KILLA』は、ケンキツ団(Black Tangerine)が手がける推理アドベンチャーゲームだ。主人公は、戦災で孤児院を焼かれ、荒野を彷徨っていた孤独な少女ヴァルハラ。彼女には、生の光を分け与えてくれた、家族以上の絆で結ばれた師匠がいたが、ある日惨殺されてしまう。死の際、遺した言葉は「ラを殺せ」だった。
殺害犯を追うヴァルハラは、やがて不思議な島へと導かれる。そこで、あらゆる願いを叶えるというティーパーティーが幕を開け、その名に「ラ」を持つ9人の容疑者が集まった。本作にてプレイヤーは、悪夢のようなダークで幻想的な人形劇の世界を舞台に、「共鳴」の能力で容疑者の記憶へ潜入。夢の断片を組み合わせて真実を編み上げていくことを目指す。
『KILLA』は、PC(Steam)向けに2026年内に配信予定。また、体験版が現在配信中である。なお本作は、5月3日に東京で開催予定のイベント「東京ゲームダンジョン12」に出展予定(3Y-4)だ。

『HINO』は、UnGloomStudioが手がけるホラーアドベンチャーゲーム。暗闇が支配する世界を舞台とし、廃墟となった保育園で目を覚ました主人公の少女ヒノは、自らに活力を与えてくれた一本の「電球杖」を手に、安息の地を求めて旅をする。そして道中にて彼女は、カフェオレ缶を欲しがる奇妙な相棒もにもにスケルトンと出会い、ふたりは蔓延る怪物たちの世界を進んでいく。
本作は、絵師やたら氏がボールペンで紡いだ作品をゲーム化しており、原作とは異なるもうひとつのストーリーが描かれるという。旅をする中でヒノともにもにスケルトンは、恐怖を具現化したような怪物から逃げ、時に対峙する中で自分たちの正体へと近づき、衝撃の真相に迫ることになる。
『HINO』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。

『DEBUG NEPHEMEE』は、Nephemee Studioが手がける2Dアドベンチャーゲームだ。「バグ」と呼ばれる異変にむしばまれてしまった世界を舞台に、ここで暮らすネフェミーと呼ばれる存在たちを“デバッグ”していく。ネフェミーたちは、バグに侵されながらも確かに生きており、壊すための敵ではなく、救いを求めている。
本作では、相手を深く知ることで攻撃できる戦闘システムが採用。ネフェミーはそれぞれ異なる価値観や思考を持ち、その個性が攻撃の形となって現れる。プレイヤーは、攻撃を避ける・防ぐ・バグらせる・回復するという4つのミニゲームを通じてバグらせた相手をハッキングし、性格や記憶をたどる「デバッグ」フェーズへ移行する。そうして彼らを知るたびに、物語は少しずつ形を変えていくという。
『DEBUG NEPHEMEE』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。
東映ゲームズは、老舗映画会社として知られる東映が先日4月21日に設立したばかりのゲーム事業ブランドだ。発表にて同社は、東映の既存IPを使ったゲームではなく、国内外の才能あるクリエイターによる、まったく新しいゲームタイトルを手がけるとしていた(関連記事)。また、同社は創立から75年の長きに渡ってさまざまな「ものがたり」を紡いできたとし、そんな「ものがたり」が息づく作品を、今度はゲームという形で届けるとのこと。
近年では、東宝や松竹といったほかの大手映画会社や、松竹、集英社など、異業種からのゲーム業界参入が相次いでいるが、活動内容は各社さまざま。今回発表された3タイトルは、各インディースタジオによって開発が進められていた作品で、東映ゲームズがこれらの販売元に就いた格好である。なお東映ゲームズでは、まずはPC(Steam)向けから始め、いずれはNintendo SwitchやPlayStation、Xboxといった家庭用ゲーム機への展開も予定しているそうだ。
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