高評価・伝奇ミステリーADV『パラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語』アプデで一部謎解きが「解きやすく」調整。ヒントも追加されて、遊びやすく

スクウェア・エニックスは4月16日、『パラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語』にてアップデートVer.1.1を配信開始した。

スクウェア・エニックスは4月16日、『パラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語』にてアップデートVer.1.1を配信開始した。同バージョンでは、一部謎解きの判定緩和や導線の追加などが実施。公式X(旧Twitter)アカウントによれば、全プラットフォームでアップデートされており、環境によっては反映まで時間がかかる場合があるそうだ。

『パラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語』は、伊勢志摩を舞台に人魚伝説や怪事件の真相などを追っていく、青春群像伝奇ミステリーアドベンチャーである。本作のメインキャラクターの一人である水口勇佐は、伊勢湾に浮かぶ離島・亀島に住む少年だ。彼はある日、親友の雲居アザミと共に亀島近海で素潜りをしていた。しかし彼は漁の最中、海底でもう一人の自分に遭遇。奇妙な出来事をきっかけに、亀島にも呪いが降りかかる。5年前に起こった異常な海難事故。伊勢志摩に残る人魚伝説と、浮かび上がる人魚の死体。歴史や伝承を絡めた、青春群像劇が繰り広げられる。

人魚伝説にまつわる物語は、群像劇のアドベンチャーゲームとして展開される。基本的にはテキストを中心に物語が進行。水口勇佐以外に、記憶喪失の少女・白浪里、人魚伝説を追うアヴィとキルケ、事件を調査する主婦の志貴結命子と霧生双奴なども登場し、複数の視点から物語が語られていく。各シーンは360度カメラで撮影されており、周囲を見渡すことが可能。素潜り漁が体験できるミニゲームなど、新システムを含めた遊びも用意されている。最初はバラバラだったキャラクターたちの物語がやがて交錯し、人魚伝説と事件の真相が明かされていくのだ。

本作は2026年2月にリリース。記事執筆時点ではSteamのユーザレビュー1547件中94%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。高く評価された前作『パラノマサイト FILE 23 本所七不思議』からジャンルを少し変えつつも、呪いにまつわる事件を追っていく上質なシナリオは変わらず、ストーリーやキャラクターなどから高く評価されている。

今回はそんな本作『パラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語』にて、アップデートが実施された。公式のお知らせによると、Ver.1.1では一部謎解きについて、判定の緩和や導線の追加を実施。案内人からのヒントもより詳細になったという。どの謎解きであるかは明言されていないが、謎解きが突破しやすくなったわけだ。また一部チャプターが更新されており、更新のあったチャプターでセーブしていた場合には、ロード時にそのチャプターの最初からやり直しになる。更新により、ロードが正しく再現されなくなるため、そうした対応になっているようだ。

本作ではシナリオが高く評価される一方、終盤の謎解きについては難しいといった声も挙げられていた。筆者が確認した限りでは、ゲーム後半のチャプターにてシナリオの更新が実施。ゲーム最終盤の謎解きのヒントとして、もともとさりげない誘導がおこなわれていたテキストが、世界観を損ねない範囲でよりわかりやすいヒントに変更されていた。お知らせでは変更箇所について言及されていないためアップデートの全容についてはわからないものの、プレイヤー間で難しいと言われていた終盤の謎解きについて、判定の緩和やヒント追加によって、遊びやすくなったかたちだろう。

パラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語』は、Nintendo Switch/PC(Steam)/iOS/Android向けに税込2480円で配信中だ。

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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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