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超自由オープンワールドRPG『Kenshi』売上300万本突破。個人開発者が“たった1人で生んだ”異端作、愛され続けて大記録達成
Lo-Fi Gamesは5月26日、オープンワールドRPG『Kenshi』の売上が300万本を突破したと発表した。

Lo-Fi Gamesは5月26日、オープンワールドRPG『Kenshi』の売上が300万本を突破したと発表した。本作は2013年に早期アクセスが開始された作品。ロングセラーの末の大台達成となった。
『Kenshi』は、文明崩壊後の世界を舞台にしたRPGだ。プレイヤーは選ばれし者などではなく、ましてや特別な存在でもない。何の力ももたない最弱の存在として世界に産み落とされる。この広大な世界でどのように生きるかはプレイヤー次第だ。仲間と共に困難と発見に満ちた世界を探検するか、農場をもって自給自足の生活を送るか、街から街へと交易品を売り歩く商人となるか。あるいは賞金稼ぎとして指名手配犯を狩る、盗賊として一大勢力を築き上げる、さらには反逆者として大国に牙をむくことさえも可能だ。自分の選んだその道が、自分だけの物語を紡いでいくことになる。

Steamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約9万5000件中95%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。本作は自由度が極めて高く、独特なシステムや操作方法が特徴の作品。理解して好きになるまで時間がかかるとも言われるが、一度入り込めば他の作品ではなかなか味わえない体験ができるゲームだ。レビューではそんな本作のユニークさが高く称賛されており、総プレイ時間が数千時間から1万時間以上のものも散見。ファンから熱烈な支持を集めている。
『Kenshi』はゲーム開発者のChris Hunt氏が手がけ、2011年末ごろに公式サイトでβ版を販売。2013年にSteamにて早期アクセス配信が開始された。リリース当初はそこまで注目されず、Steamでの同時接続プレイヤー数は300人前後という状況が約5年にわたって続いた。しかし2018年ごろから急激にプレイヤー数を伸ばし、2019年6月にはピーク時に1万人を突破。一躍人気作として知れ渡った。その後も高水準のプレイヤーベースを保ち、2026年現在でも常時5000人前後の同時接続プレイヤー数を有している(SteamDB)。
そんな『Kenshi』の売上が、300万本を突破したことが発表された。本作は2020年9月に100万本に到達したことが発表され、2024年4月には230万本を突破したことが伝えられていた。そこからさらに数字を積み増して、今回新たな大台に到達したかたちだ。ちなみに本作を手がけたHunt氏は、生活費を稼ぐために夜間警備員のバイトをしながら4年ほど本作の開発を続け、パブリッシャーの契約も断って自らリリースしたとされる(Reddit)。そうした経緯の末に公式サイトで販売開始された作品が、約15年を経てなお売れ続ける大ヒット作となったわけだ。
300万本突破の発表ではユーザーへの感謝の言葉が伝えられるとともに、グッズの展開が告知。ビープのぬいぐるみや本作のポスターが発表されたほか、なんと日本限定のグッズとして「Kenshiの酒」が発表されている。同製品は国内のクラフト酒屋・KURAND社とのコラボレーションにより、6月末に発売される予定。詳細はSNSなどを通じて後ほどあらためて告知予定とのことだ。

なお、本作の続編『Kenshi 2』は2019年に開発がスタートしていることが発表されているが、2026年現在も詳細な情報が出ていない状況にある。今回の発表によると、「『Kenshi 2』についてもっと話したいのは山々ながら、同作はマーケティングに映えることを考慮した順序で開発されているわけではない」のだという。開発自体は進められているものの、まだ明かせる情報がないということのようだ。
そして今回、次回作の情報が待ちきれないというファンのために「『Kenshi 2』はいつ?(『Kenshi 2』 WHEN?)」というサイトがオープンされた。同サイトよりメールアドレスを登録することで、『Kenshi 2』の情報をいち早く受け取ることができるとのこと。興味のある方は登録しておくとよいかもしれない。
『Kenshi』はPC(Steam)向けに配信中だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。また現在セールがおこなわれており、6月2日まで定価の72%オフとなる税込980円で購入可能だ。
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