恐竜お店経営ゲーム『Amber Isle』発表。「化石化」迫る寂れた島でショップ経営、恐竜たちを呼び込んで仲良くする

 

パブリッシャーのTeam17は4月9日、『Amber Isle』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによると、ゲームは日本語表示に対応するようだ。


『Amber Isle』はショップ経営シミュレーションゲームだ。舞台となるのは「化石化」が近づいているという寂れた島、アンバー島。プレイヤーはそんな島唯一のショップの経営を任され、アンバー島の復興のカギを握ることとなる。島を探索して材料を集めたり、素材から商品を作成したりして、パレオフォーク(古生民)と呼ばれる住民からのニーズを満たすのだ。そうして得たショップの利益を用いて、新たなエリアを開放したり、島の再建を進めたりしていこう。

ショップの内装は、壁や床、商品配置なども変更が可能なようだ。ほか、商品もプレイヤーの好みによってラインナップを変更できる模様。ほかにも買い取りや価格交渉が可能となっており、プレイヤーの方針に応じた幅広いショップ運営ができそうだ。


本作に登場するパレオフォークは、主に恐竜をモチーフとしたキャラクターとなっている。とはいえ、なかには氷河期の哺乳類やペルム紀の両生類、海洋生物、無脊椎動物なども存在。その数は総勢で48種類にのぼるという。

そんなパレオフォークたちとは親交を深めることが可能となっており、友情を育むことでレシピやアップグレードを提供してくれるのだという。またアンバー島を再建し、島の魅力を高めていくと、新しいパレオフォークが島に引っ越してきてくれることもあるそうだ。

なおプレイヤーもパレオフォークであり、アバターのカスタマイズが可能となっている。服や体の色といった要素だけでなく、小型の肉食恐竜や大型の草食恐竜、哺乳類など、5つの体形プリセットを選択できるとのこと。思い思いのパレオフォークになることができるだろう。


本作を手がけるAmbertail Gamesは北アイルランド・ベルファストに拠点を置くインディーゲームスタジオ。同スタジオは心温まるようなゲームが大好きで、ユーモアや深い感情のやりとり、そしてそこから成長するキャラクターを大事にしているとのこと。『Amber Isle』は同スタジオが手がける処女作となり、先述の理念から、ハートフルなストーリーが展開されていくのかもしれない。ゲーム内で明かされていくであろう物語の内容についても気になるところだ。

『Amber Isle』はPC(Steam)向けにリリース予定だ。