ローポリ探索ホラーゲーム『ダンダラ』発表。集落に伝わる「ダンダラサマ」を探り、鉄塔を目指して夜の山をさまよう

 

デベロッパーのkoniro games氏は4月9日、『ダンダラ(Dandara)』のSteamストアページを公開した。同ストアページによると、本作は2024年第2四半期にリリース予定。ストアページ上では数枚のスクリーンショットが公開されている。


『ダンダラ』は、ダンダラサマの謎を探りながら夜の山をさまよう、ホラーウォーキングシミュレーターゲームである。本作の舞台は、「ダンダラサマ」なる何かが伝わっている集落だ。本作で主人公は、不意の事故により夜の山へ迷い込んでしまう。主人公は、ダンダラサマの謎を探りながら、真夜中の山中を探索。遠くに見える鉄塔を目指して、暗闇の中をさまよい歩くことになる。ダンダラサマなる伝承が残された暗い山で、恐怖が待ち受けているようだ。


プレイヤーは、山中に散らばったアイテムを集めながら、鉄塔を目指していく。本作では、夜の山中の様子を表現したローポリ風のグラフィックが特徴といえるだろう。Steamのストアページ上では、数枚のスクリーンショットが掲載中。画像には、奇妙な面のようなものが掲げられた鳥居や廃棄された車、山中の神社などが映されている。本作でプレイヤーは、レトロ風に表現された山を歩き、神社や山道をめぐりながら、鉄塔へたどり着くのだらろう。ジャンルはホラーウォーキングシミュレーターと称されており、暗闇に覆われた山を1人さまよい歩く、静かな恐怖が待ち受けていそうだ。なおプレイ時間は20分から40分程度とされている。


本作を手がけているのは、デベロッパーのkoniro games氏だ。同氏は、X(旧Twitter)上にて、2024年2月までazamiya gamesとして活動。2022年5月より、『クガシラ』というホラーゲームの制作状況を公開してきた。なお2022年5月22日時点で、同氏は素材の知見はもっていたものの、ゲーム制作は始めて10日であったそうだ。

同氏のポストによると、以前制作されていた『クガシラ』はボリュームが大きくなったため、一旦制作が停止。本作『ダンダラ』は、『クガシラ』とはまた別の短編ゲームになるという。『ダンダラ』が同氏の初リリース作品となるのだろう。

【UPDATE 2024/04/09 14:24】
『クガシラ』について追記

『ダンダラ』はPC(Steam)向けに開発中。2024年第2四半期にリリース予定となっている。


なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。