『ドラゴンズドグマ2』にて“明らかに見覚えのあるポーンとの遭遇報告”が続出。ドナルド・トランプがパーティに入れろと覚者に迫る

 
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カプコンは3月22日、『ドラゴンズドグマ 2』を発売した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびPS5/Xbox Series X|S。本作における高機能なキャラクリエイトに起因して、インパクトのある実在著名人や他ゲームキャラとの“ゲーム内遭遇報告”があがっている。


『ドラゴンズドグマ 2』は、オープンワールドアクションゲーム『ドラゴンズドグマ』シリーズの新作だ。舞台となるのは人の王国ヴェルムントと獣人の国バタルが存在するファンタジー世界。プレイヤーは竜に心臓を奪われた覚者として、世界を冒険。竜を討ち、玉座へと昇る者の物語が描かれる。味方NPC「ポーン」を連れ歩くシステムは本作にも引き続き採用されている。

本作では、プレイヤーキャラ/ポーンいずれも高機能なキャラクリエイトにて細部に到るまでカスタマイズ可能。キャラクリエイト機能が事前配信されたこともあり、ほかのゲームキャラや現実の著名人を再現する試みが発売前から盛んに行われていた。実物をスキャンしてゲーム内に取り込んだかと思うほどの再現度を誇るキャラクターも共有されていたのだ(関連記事)。


そして本作発売を迎えた現在、作中でそうした再現キャラとの「遭遇報告」が相次いでいる。本作では、『ドラゴンズドグマ:ダークアリズン』に引き続き旅をするなかでほかプレイヤーの作り上げたポーンと遭遇する機会が存在。国内外のSNS上などで、“有名人/キャラ再現ポーン”とゲーム内で鉢合わせした報告があがっているのである。たとえば、以下の投稿は『ウィッチャー3 ワイルドハント』の主人公ゲラルトとの遭遇報告だ。再現度が高すぎるがゆえに、出る作品を間違えているシュールさと共に勝手にクロスオーバーしたような雰囲気さえ醸し出している。というより、一瞬『ウィッチャー3 ワイルドハント』のスクリーンショットにも見える。

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また、インパクトある実在人物を再現したポーンの乱入も報告されている。アメリカ合衆国第45代大統領、ドナルド・トランプその人である。ユーザーの遭遇報告によれば、このゲーム内トランプ氏のジョブはシーフのようだ。「シーフより身軽な者などいない」として、必ず役に立つと覚者にアピールしている。パーティーを乗っ取られないか不安になる風格も漂っているが、ポーンである以上は大丈夫だろう。


こうしたインパクトのあるポーンとの遭遇報告としてはほかにも、『バルダーズ・ゲート3』のレイゼルやタレントのマツコ・デラックスさんなどがあがっている。前述のとおり、『ドラゴンズドグマ2』では発売以前からそうした再現キャラの作成が話題になっていた。俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー氏やアンジェリーナ・ジョリー氏など多種多様(関連記事)。覚者たちの旅のなかでは、ほかにもさまざまな他ゲームキャラや見知った著名人が世界観の壁をぶち破って出現してくれるかもしれない。

ドラゴンズドグマ 2』はPS5/Xbox Series X|S/PC(Steam)向けに発売中。