『Apex Legends』シーズン20発表会情報まとめ。試合中にアーマーと一緒に「レジェンドも進化」する新システム登場、ただしアーマーは交換できなくなる

 

現地時間2月13日、『Apex Legends』の第20シーズン「ブレイクアウト」が開幕する(通例通りなら日本時間では14日未明)。節目となる今シーズンではゲーム内容に大きな変更が予定されている。このたび弊誌はElectronic Artsから同シーズンのメディア向け発表会に招待いただいた。そこで確認できた情報にもとづき、バトルロイヤルやランクの変更点について紹介していく。限定の新モード、ミックステープの新マップ、5周年イベントについてはこちら


シーズン20「ブレイクアウト」では、バトルロイヤルのルールに大きな変更が加えられる。なかでも最大の変更点は「レジェンドアップグレード」システムの追加だろう。本システムは、試合中に最大2回獲得できる各レジェンド固有の強化要素だ。進化シールドの進化時に発生し、白から青、青から紫への進化時にそれぞれ2つの強化内容が提示される。プレイヤーは戦略や好みに応じてどちらか1つを選択するかたちだ。たとえばジブラルタルであれば戦術アビリティであるドームシールドの持続時間強化、あるいはドームシールドの範囲が狭まる代わりにクールダウンが短縮するといった選択肢が用意されているそうだ。

加えて、シールド進化のルールも変更される。進化ポイントを一定以上貯めると進化する点は変わらないが、ポイント獲得手段が増加する。敵にダメージを与える他、フィールドにランダムで出現するHavesterへのアクセス、希少なアイテムとして出現するEvo Cashの獲得、調査ビーコン使用等クラス専用の行動をしたときにポイントを獲得できるとのこと。

これらの変更にともない、進化シールドのスポーンがなくなり、進化以外でのシールド強化が不可能となる。これにより、初動での接敵時などに高レベルのシールドを見つけられたかどうかで生じる有利不利が発生しなくなるだろう。

また、デスボックスのシールド回収システムも変更。シールドの代わりに、デスボックスからは撃破された所有者のシールドレベルに応じたシールド回復アイテム、シールドコアが獲得できる。回収すると瞬時にアーマーが回復し、回収者が保有するシールドレベルを超える分のゲージは一時的なシールドとして保持されるようだ。いわゆるアーマースワップ戦術は形を変えて続投となる形だろう。


ほかの大きな変更として、クラフトの仕様変更が挙げられる。シーズン20ではクラフト用の材料が削除される。各レプリケーターにつき1回のみ、無料でアイテムをクラフトできる方式に変更される。また、クラフト可能なアイテムの種類が減少し、弾薬、シールドバッテリー、医療キット、味方のバナー(サポートレジェンドが味方にいる場合)のみとなる。一方でクラフトにかかる時間は数秒にまで短縮されるとのことだ。

ほかにも、新シーズンでもレジェンドや武器に調整は予定されているとのこと。コンジットには大きな調整が加わり、戦術アビリティに下方修正がおこなわれるとのこと。また1倍デジタルスレットはSMG系武器に装着不可能になるという。ほかにもさまざまな調整が予定されているそうで、詳細はパッチノートを待ちたい。


『Apex Legends』シーズン20「ブレイクアウト」は日本時間2月14日開幕となる見込みだ。