Nintendo Switch版『エルシャダイ』2024年4月28日発売へ。フルHDで描かれるイーノックの戦い

 

株式会社crimおよびレイニーフロッグは12月20日、『エルシャダイ・アセンション オブ ザ メタトロン HD リマスター(El Shaddai ASCENSION OF THE METATRON HD Remaster)』Nintendo Switch版を2024年4月28日に発売すると発表した。価格はダウンロードが税込3850円、パッケージ版が税込4950円。発表に合わせて、トレイラーも公開されている。

『エルシャダイ・アセンション オブ ザ メタトロン HD リマスター』は、イーノックが堕天した天使たちと戦うアクションゲームである。本作の舞台は、はるか昔の人類がまだ未熟だった時代。天界では、天使たちが地上界を見張っていた。しかしある時、7人の天使が禁忌を破り、地上階へ堕天。7人の天使に激怒した評議会は、地上界を一掃するべく大洪水を起こそうとしていた。本作の主人公イーノックは、大洪水に異を唱えた人間だ。イーノックは神に慈悲として使命を与えられ、堕天使たちを捕縛することになる。お目付け役として、大天使ルシフェルも同行。エノク書を基にした物語が描かれる。

ゲームとしては、アクションゲームになっている。イーノックはそれぞれ有利/不利のあるベイル/アーチ/ガーレ、3種類の武器を使用。敵の装備している武器を奪いつつ、ジャンプや防御も使って戦闘を繰り広げていく。また独特のアートスタイルも特徴だろう。


本作のベースとなる『エルシャダイ』は、2011年4月にPS3/Xbox 360向けに発売された。当時は発売前のPVが動画サイトなどで話題となり、「日本ゲーム大賞 2010 フューチャー賞」を獲得。PV内の台詞であった「そんな装備で大丈夫か?」についても、「ネット流行語大賞 2010」で金賞を獲得していた。

本作は、そんな『エルシャダイ』のHDリマスター版となる。2021年9月にリリースされたSteam版では、Steamのユーザーレビュー254件中87%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。ユーザーレビューを見る限りでは、Steam版では60fpsと最大4K解像度へ対応し、オリジナル版よりも綺麗かつ安定してプレイ可能な点などが評価されているようだ。

プレスリリースによると、Nintendo Switch版ではゲームがフルHDで動作。グラフィックのクオリティアップに加えて、一部ロード時間の最適化などにより、快適にゲームがプレイできるそうだ。またSteam版同様、クリア特典としてゲーム本編後のストーリーが読める小説「-ルシフェルの堕天-セタ記」が付属。同じくクリア後には、90ページ以上のデジタルアートブック「El Shaddai ASCENSION OF THE METATRON ArtBook」が閲覧可能になる。


『エルシャダイ・アセンション オブ ザ メタトロン HD リマスター』Nintendo Switch版は、2024年4月28日に発売予定だ。通常版の価格は、ダウンロード版が税込3850円、パッケージ版が税込4950円となっている。また完全受注生産限定版も税込8250円で発売予定。「El Shaddai ドラマサウンド ルシフェルの堕天」およびドラマサウンド台本が付属する。