ゲームクリエイターの竹安佐和記氏は9月3日、現在開発中の『スターノート』の世界設定が、竹安氏が手がけた過去作『エルシャダイ』につながることを告知した。これまで両作のつながりについて示唆されてきたが、改めて告知されている。
『スターノート』は、多元宇宙を舞台にしたローグライクアクションゲームだ。全滅した人類を復活させるべく、プレイヤーは宇宙飛行士スターノートとして、地球創生データの詰まったオメガロケットの発射を目指す。
本作では、多元宇宙から無限に侵入してくる敵を殲滅する。ゲームは“ほぼ”オート攻撃で進行。一方で個別撃破をしたい場合は、スナイパーモード(TPSモード)に切り替えることもできる。敵を倒すと手に入るコインによって、武器を購入したりパワーアップしたりできる。また、宇宙服自体を強化したり、新しいヘルメットを購入したりすることも可能。ステージクリアの為にはオメガロケットを一定数打ち上げ、脱出する必要がある。『Vampire Survivors』のシステムを踏襲しつつ、3Dならではのシステムを載せたゲームに仕上がっている。
竹安氏はこれまでにも『スターノート』と『エルシャダイ』のつながりについてコメントしており、ゲーム内にはコラボステージなども存在。今回改めてそのつながりが明示された。竹安氏は自身が手がけた作品で「神話構想」という構想をあげており、『エルシャダイ』のほか『The Lost Child』なども含まれる。『スターノート』も神話構想に含まれるそうだ。
とはいえ、『エルシャダイ』と『スターノート』は、ゲーム画像をぱっと見てもだいぶ雰囲気が違う。ゲーム内に『エルシャダイ』ではおなじみのベイルやガーレ、アーチなども存在しており、今後のアップデートでより強いつながりを示すストーリーも公開されるようなので、気になる方はそちらに期待しておこう。最近公開された『スターノート』の画像を見ると、赤の目と青の目のようなシンボルが明かされており、なんとなく赤い目が『エルシャダイ』のルシフェル、緑の目はイーノックを彷彿とさせる……かもしれない。
『スターノート』はPC(Steam)にて早期アクセス配信中。今秋に正式リリース予定だ。