不思議島々謎解きアクション『フェアルーン カケラの島』発表。少女と喋る本が繰り広げる、謎だらけの島々を巡る冒険

 

フライハイワークスは11月10日、『フェアルーン カケラの島(Fairune: Fragment Isles)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年リリース予定。発表にあわせて、Steamのストアページが公開されている。


『フェアルーン カケラの島』は、謎やパズルを解きながら島々を冒険していく、ナゾトキアクションアドベンチャーゲームである。本作の舞台は、世界を管理する妖精たちが行方不明になってしまったフェアルーンの世界だ。主人公の希望の少女リアナは、相棒である喋る本「始まりの書」と共に世界を冒険。島を巡るうちに、フェアルーンの秘密へと近づいていくようだ。冒険の最中には、元気少女のモッチモや冷静沈着なクロモス、謎の天使といったキャラクターも登場。個性的なキャラクターたちも交えて、リアナの冒険が描かれるのだろう。

 


リアナは、ちょっとした謎やパズルの隠された島々を巡っていくようだ。ゲームプレイの詳細については不明ながら、公開された画像内では箱を押して扉を作動させたり、スイッチの上に乗って通路を出現させたりする様子が確認できる。プレイヤーは本作の舞台となる島で、そうした仕掛けを解きながら先へと進んでいくわけだ。

プレスリリースによると、本作にはナゾトキが詰まった箱庭のような島が30種類以上登場。アクションは控えめになっており、パズル要素がゲームプレイの中心になるのだろう。なお本作では島が舞台であるため、広く複雑なマップで迷う心配はないそうだ。また本作では、主人公リアナやキャラクターたち、島の様子などがドット絵で描かれている。チップチューンのBGMも含めて、作品を彩るレトロな空気感も特徴だろう。


本作を手がけているSKIPMORE(スキップモア)は、ユウラボ(Y. KIMURA)氏による国内のインディーゲームスタジオだ。過去作としては、『フェアルーン』『神巫女 -カミコ-』『トランシルビィ』などをリリース。『フェアルーン』シリーズを4作収録した『Fairune Collection』では、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー73件中87%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。プレスリリースを見る限り、本作は『フェアルーン』シリーズの最新作となるのだろう。ティザートレイラーによると、本作ではユウラボ氏がディレクター/ゲームデザイン/アート/音楽を担当。株式会社エスカドラがプログラマを担当しているそうだ。

『フェアルーン カケラの島』は、PC(Steam)向けに2024年リリース予定だ。