アノマリー“管理”ゲーム『Anomaly Control Simulator』発表。異常存在を収容&分析、ヤバいブツなら即処分、失敗しても“替えはいる”

Mind Сreationsは7月10日、『Anomaly Control Simulator』を発表した。

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デベロッパーのMind Сreationsは7月10日、『Anomaly Control Simulator』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Anomaly Control Simulator』は、異常な存在「アノマリー」を分析して適切な管理や処理を試みるシミュレーションゲームである。プレイヤーは地下深くにある職場で、古ぼけた時計、大きなラバーダック、冷蔵庫など、一見すると何の変哲もなさそうな物体を調査することになる。ただし、見た目は普通でも、アノマリーは何らかの異常な性質を持っている。もしも取り扱いを間違えれば、周囲の物体を着火させる、近づいた人を発狂させる、無尽蔵に増殖するといった危険を招くことになるだろう。死と隣り合わせの業務を体験できる作品だ。

ゲームプレイでは調査対象となるアノマリーに対して、さまざまな手段で干渉を試みることができる。たとえば、白黒のビデオカメラを通じた映像で確認する、高い電圧をかける、周囲に可燃性の物体を撒いてみる、火炎放射をするといった具合だ。職場には調査や処理に使える多くの機器が存在し、アップグレードにより増やしていくことが可能。新たな機器の導入で、より多くのアノマリーに対処できるようになっていくものと思われる。

また、プレイヤーには拳銃のような形をした多機能ツールも支給される。ツールには小型のモニターも付いており、人間の目では確認できない温度や電磁ノイズ、磁場、放射線といったものを可視化してくれるようだ。少し頼りないものの、武器としても使えるものと思われる。

なお、アノマリーの取り扱い次第では制御できなくなり、プレイヤーたちが働く現場に解き放たれてしまう。そうした場合に対処するのも仕事のうちで、手持ちの多機能ツールで対象を探し出し、再び収容しなければならないようだ。ちなみに、ストアページの表記によれば、「仕事に失敗しても心配は無用」「あなたの替えはいくらでもいる」との表記もあるので、プレイヤーが命を落とした場合は別の職員としてゲームを続行できるのだろう。

本作の世界観はSCP財団と呼ばれるインターネット上の共同創作コミュニティ、およびその作品内の架空組織に影響を受けている。SCPは「特別収容プロトコル(Special Containment Procedures)」を意味し、SCP財団は何らかの異常な存在や場所に、安全かつ秘密裏に対処して人類社会を守っているという設定だ。また、ゲームシステムとしては国境の入国審査官となるゲーム『Papers, Please』の影響も受けているという。もしかするとアップグレードでより多くのアノマリーに対処できるようになると同時に、日ごとに業務が複雑化していくのかもしれない。

そんな本作を手がけるMind Сreationsは、ゲーム業界経験者により新しく設立されたというゲームスタジオである。本作がスタジオとしてSteamにリリースする初の作品となる。スタジオについての詳しい情報は公開されていないが、代表的な人物として過去に短編アニメーション映画「Bibo」を手がけたMikhail Dmitriev氏の名前を確認できる。本作も、映画さながらの映像や演出でSCP風の世界観を体験できる作品となりそうだ。

『Anomaly Control Simulator』は、PC(Steam)向けに開発中だ。

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Naoto Morooka
Naoto Morooka

1000時間まではチュートリアルと言われるようなゲームが大好物。言語学や神話も好きで、ゲームに独自の言語や神話が出てくると小躍りします。

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