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“発表から10年”Cygamesの大型オープンワールド『Project Awakening』、ついに開発が本格化。ゲームエンジンは内製から「UE5」に、狙うのは“ハイパーフォトリアル”
Cygamesは7月10日、メディアCGWORLDのインタビューを通して、『Project Awakening』の開発状況を明かした。

Cygamesは7月10日、メディアCGWORLDのインタビューを通して、『Project Awakening』の開発状況を明かした。ゲームエンジンがUnreal Engine 5になったことなど、さまざまな情報が明かされている。
『Project Awakening』は、Cygamesが2016年に開催したイベント「Cygames NEXT 2016」にて、ハイエンドコンシューマー向けゲームプロジェクトとして披露された作品だ。2018年にはPS4向けの作品として告知。そして2021年の「Cygames Tech Conference」では技術紹介の中で新たな映像も公開された一方で、それ以降は開発進行中とは伝えられていたものの、表立った新情報はなかった。
そうしたなかで今回、『Project Awakening』の久しぶりの続報がCGWORLDのインタビューを通して明かされたかたちだ。Cygames社内のハイエンドコンシューマーゲーム開発および映像制作に特化したアーティスト組織「デザイン4部」の求人記事となっており、同部署では大小含めて10個以上のプロジェクトに携わっているという。そして現在開発の比重が非常に大きくなっているのが、『Project Awakening』だという。ようやくゲームのコアとなる部分が出来上がってきているとのこと。
これから開発が一気に加速していく段階だそうで、開発メンバーは、初期から関わっていたスタッフ、『グランブルーファンタジー リリンク』の開発を終えて合流したスタッフなどさまざまだという。
そしてインタビューでは、本作がビジュアル面では「ハイパーフォトリアル」を目指して開発されていることも伝えられた。特にキャラクターについては、2019年以降にCygames社内の3Dスキャン機材のバージョンアップが行われ、より高精細なデータを取得できるようになったことを受けて、全面的に作り直されたとのこと。モーション制作では、ボタンを押した際のレスポンスの良さなど、『リリンク』でアクション制作を担当していたメンバーの知見も活かしつつ、フォトリアルな人間の世界として動きの余韻が感じられる重厚なモーションで仕上げているそうだ。
このほかインタビューでは「現実世界をゲームの世界にいかに落とし込めるか」というテーマのもと、地形は13世紀ごろのヨーロッパをベースとしていることなども伝えられた。そして、現在本プロジェクトのゲームエンジンには「Unreal Engine 5」が採用されているという。また「Game of the Year」の獲得を本気で目指しているといった意気込みも語られている。記事内では開発中のフィールド画像も明かされているため、興味のある人はCGWORLDをチェックしてほしい。

なお本作はもともと、Cygamesの内製ゲームエンジン「Cyllista Game Engine」の初採用作品になることが明かされていた。一方で今回のインタビューを見るに、汎用ゲームエンジンである「Unreal Engine 5」に変更されたことがうかがえる。先述したとおりCGWORLDに掲載されたのは求人インタビューであり、Unreal Engine 5の採用は、新たに採用するスタッフが経験を発揮しやすいことも念頭に置いた決断かもしれない。
発表から約10年が経過する『Project Awakening』。同じく長年の開発を経た『リリンク』については2024年2月に発売され(関連記事)、大型拡張「グランブルーファンタジー リリンク:エンドレスラグナロク」は先日7月9日に発売されたばかり。同作のスタッフも本格的に移行し、『Project Awakening』は次なる一大プロジェクトとして注力されているようだ。続報にも注目したい。
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