マルチ強盗FPS『PAYDAY 3』多数バグ修正などを含むQoLパッチ配信。今後のバランス調整方針も明かされる

 

デベロッパーのStarbreeze StudiosとパブリッシャーのPLAIONは現地時間11月2日、協力型強盗FPS『PAYDAY 3』に向けて、「Patch1.0.1」を配信した。今回のパッチでは多数の不具合の修正、UIの調整にが実施。パッチノートでは今後のスキル調整の展望についても語られている。

『PAYDAY 3』は、オンライン4人協力プレイ対応のクライムFPS『PAYDAY』シリーズの最新作だ。アメリカ・ワシントンDCを舞台とした前作『PAYDAY 2』から数年後を描く本作において、犯罪集団のPayday Gangはニューヨークを舞台に新たな強盗計画に挑むこととなる。現地時間11月2日に配信された「Patch1.0.1」の主要な変更点を以下に紹介していこう。

アップデート内容は、QoL(遊びやすさ)改善が大部分を占めている。たとえばソーシャルタブのフレンドが正しく表示されなかった不具合や、複数の要因で多発していたクラッシュなどの不具合が修正されている。さらにPlayStation 5向けにはエイムアシストがアップデートされるなど、ゲーム全体の安定化を図るアップデート内容となっている。

さらに、本作の実績やチャレンジなどが解除されない不具合について修正がおこなわれている。一部環境下において解除不能であった「仕分け作業」実績や、「口座の解約」トロフィーが解除されない問題などが修正されている。またチャレンジの進捗状態が1/1で達成済みであるにも関わらずロックされている場合は、同じチャレンジをもう一度完了するか、同系統の「最高難易度」のチャレンジを終了すると解除されるようだ。


パッチノートでは、今後のバランス調整についても触れられている。Starbreeze Studiosは「最後の一人」や「アーマーアップ」スキルが強力すぎるといったユーザーからのフィードバックも認識しているとのこと。今後はこれらのスキルは弱体化され、効果を十分に発揮するには今以上に“セットアップが必要”となるようだ。

また、アーマーバッグが救急キットや弾薬バッグなどよりも好まれて使用されている“メタ”についてもコメントされている。開発元によると救急キットのパフォーマンスは予想よりも下回っており、ヘルスとアーマーのバランス調整については、今後一年のうちに徐々に変化を加える予定であるとのことだ。

なおPAYDAY2からの引継ぎ特典として追加された武器チャームや「Death Wish」報酬については、依然として正しくインポートされない不具合が続いているようだ。これらの問題は次期パッチで修正予定とのこと。ほか複数のバグ修正やアップデート項目もあるため、詳細は公式パッチノート(英語)を確認されたい。


『PAYDAY 3』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中。Xbox/PC Games Pass向けにも提供されている。