傑作不気味謎解きゲーム完全版『Submachine: Legacy』好評スタート。丁寧にリマスターされた13作品丸ごとおまとめタイトル

個人開発者のMateusz Skutnik氏は10月14日、ポイント&クリック式ADV『Submachine: Legacy』を配信開始した。リマスター作品として丁寧な作りなどからさっそく好評を獲得している。

個人開発者のMateusz Skutnik氏は10月14日、『Submachine: Legacy』を配信開始した。対応プラットフォームは(Steam/itch.io)。本作は謎解きゲーム『Submachine』シリーズをまとめたリマスター作品であり、Steamユーザーレビューでは丁寧な作りなどからさっそく「非常に好評」ステータスを獲得している。

『Submachine: Legacy』はポイント&クリック式アドベンチャーゲームだ。本作の主人公は記憶喪失の人物。チャプターごとに地下室や研究所など、不気味で奇妙な場所で目を覚ますことになる。そこから脱出するために、ポイント&クリック形式で周囲を探索。アイテムを見つけパズルを解きながら、先へと進んでいくのだ。

なお『Submachine: Legacy』は、Flash製の脱出ゲーム『Submachine』シリーズをもとにしたリマスター作品だ。同シリーズは2005年リリースの1作目を皮切りに、ナンバリングとして計10作品がブラウザ向けフリーゲームとしてリリースされてきた。『Submachine: Legacy』には10作品がすべて収録されているほか、番外編となる3作品『Submachine: Zero』『Submachine: FLF』『Submachine: 32 Chambers』も収録。それぞれの作品が章分けされ、計13チャプターで構成されている。また新たなパズルや謎、探索場所が追加要素として導入されている。

 


本作を手がけるのはポーランドに拠点を置く個人開発者のMateusz Skutnik氏。『Submachine』シリーズのほか、『Daymare Town』シリーズ、『10 gnomes』シリーズなどこれまで多くのポイント&クリック式アドベンチャーゲームを世に送り出してきた。またコミック作家としてなど多方面で活動しているクリエイターだ。

本作は10月14日の配信開始後、本稿執筆時点で84件のSteamユーザーレビューを集め、うち100%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。作品の懐かしさやMateusz氏のアートスタイルが改めて評価されているほか、新たな謎などの追加要素も好評のようだ。また謎解きのヒントが追加されたり、一部謎が自然な解法に調整されていたりと、丁寧な作りも評価を受けている。

『Submachine: Legacy』はPC(Steam/itch.io)向けに配信中だ。Steamではリリース記念セールとして10%オフの2313円で販売中。また期間は不明ながら、itch.ioでも10%オフセールが実施されている。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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